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2011.04.13
テーマ：懐かしのＴＶ番組(6232)
カテゴリ：刑事ドラマ
 生島治郎の兇悪シリーズを原作に警視庁特捜部の会田刑事が 型破りな捜査方法で悪と戦うハードボイルド形式の 刑事ドラマ「非情のライセンス」は再放送で人気を 継続していたため再び第3シリーズとして1980年に 放送する事になりました。 警視庁特捜部の会田刑事（天知茂）は天涯孤独で 上司に反抗する型破りな捜査と悪を徹底的に許さない クールかつ非情なる刑事である。 特捜部には捜査一課の刑事で会田と常に対立している 橘警部（渡辺文雄）に免職された浦川刑事（左とん平） 温厚でベテランの山路刑事（柳生博） 北里刑事（小野武彦）村井刑事（高田洋）といった面々に はみだし刑事たちのまとめ役に矢部警視（山村聰）がいる。 その他に特捜部の行きつけである喫茶店「エスプリ」の 店主・高坂しずえ（野川由美子）その従業員に 元・特捜部で会田の先輩であった岩田（岩城力也）がおり 刑事時代に培った情報網を活かし会田の捜査に協力する。 同じく従業員には伴兼次（角川博）がいる。 本作は第2シリーズの特捜部刑事たちの殉職劇に続き 刑事たちの周りを取り巻く人々が死んでいく 巻きぞい惨劇が描かれている。 まず行き過ぎた捜査の為、会田の妻（上村香子）は 妊娠中だったのにも関わらず暴力団に殺されてしまい 山路刑事は幼少時に別れた妹・美和子（三浦真弓）と 再会するが美和子は付き合っていた 暴力団誠東会組員に射殺され さらに娘の純子が嘗て山路が逮捕した犯人らに 誘拐されて殺害されてしまう。 喫茶店「エスプリ」では高坂しずえが国際交流機関重役の 篠原との結婚を考えるが篠原の正体は特捜部を解散へと追いやる 裏の国家権力の幹部である事が判明、 従業員の伴兼次は篠原に接近して政界大物の違法行為が記録された 手帳を入手し会田に渡したが 店内に仕掛けられた爆弾で爆死してしまい 高坂しずえも最後は篠原に撃たれて死亡してしまう。 そしてクライマックスを迎えた最終回、 矢部警視は政府の食糧問題対策としての人体改造計画の悪用を 阻止しようと動いたが車内に仕掛けられた爆弾によって爆死、 後に事故死として処理てしまった。 会田刑事は政府のやり方に強い憎悪を抱き 政治家たちに「俺は会田刑事だ」と言いながら射殺。 その後、証拠が固まらないまま政治家を逮捕するどころか 射殺してしまった会田の真意と刑事職務を問われ 逮捕されてしまう。 こうして会田刑事の長年に亘る凶悪事件との戦いに 終止符を打つ事になった。 ちなみにこの最終回は第1シリーズの第1話の続編という 興味深いエピソードとなっているのです。    にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村  【送料無料】ニヒル天知茂 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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