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テーマ:懐かしのTV番組(6818)
カテゴリ:必殺スペシャル
必殺シリーズのスペシャル第8弾として放送した 「新春仕事人スペシャル 必殺忠臣蔵」は 年末恒例の「赤穂浪士」を「必殺仕事人V・旋風編」の 新春特別番組として制作され、元禄赤穂事件の裏で 活躍した仕事人たちを描いた作品である。 元禄十四年三月十四日、江戸城年中行事の中でも 最も重要とされる年頭勅使接待の儀式が行われ 吉良上野介(日下武史)からの度々の嫌がらせにより 浅野内匠頭(沖田浩之)は遂に逆上。 上野介に対し江戸城松の大廊下にての刃傷に及ぶ失態を犯し 内匠頭は切腹、赤穂藩へは領地没収の沙汰が下るも 大石内蔵助(山城新伍)は虫歯をこじらせ 藩士たちの議論に加わる事さえも出来ない。 結局、赤穂藩士たちは浪々の身となるも恨みは消える事なく 橋本平左衛門(錦織一清)といった江戸在中の急進派は 連夜吉良家を偵察。 その赤穂急進派の根城は中村主水(藤田まこと)が 管理する百軒長屋の一角にあった。 順之助が開設する診療所に虫歯の治療のため 大石内蔵助がやってきた。 主水は浪士たちが必ず仇を討つと睨み 決行日を探って手柄にしようと企んでいた。 一方、仇討ちを恐れた吉良上野介は米沢藩江戸家老の 千坂兵部(菅貫太郎)を頼り防衛手段を画策し 仕事人元締・牧野春斎(峰岸徹)を抱き込み 赤穂浪士を始末することを決断。 更に最後の策として替え玉を用意した。 橋本平左衛門は牧野の手下お初(倉沢淳美)に騙され 斬殺されて死亡。お初も牧野によって口を封じられてしまう。 橋本平左衛門が残した恨みを晴らす事を決意する主水 銀平(出門英)政(村上弘明)西順之助(ひかる一平)らは 千坂兵部、旗本梶川、牧野春斎、大野群右衛門を始末する。 しかし牧野春斎は蘇生し主水たちに対し逆襲を開始する。 元禄十五年夏、主水は大坂に潜む浪士の情報を得るため 京へと出張をする。大石内蔵助の側近である 寺坂吉右衛門(近藤正臣)を尾行する主水。 一触即発となるが二人を止めたのは虎の墓参りに来ていた お玉(かとうかずこ)であり何と寺坂吉右衛門は 上方の大元締・虎(藤村富美男)の子飼の仕置人だった。 元禄十五年十二月十四日内蔵助と四十七士が遂に 討ち入り決行を決意した。 内蔵助たちの討ち入りは成功し吉良上野介の首を 討ち取ることに成功し本懐を遂げる。 ところが内蔵助の歯の治療に赴いた順之助が 吉良が内蔵助に噛み付いたときに折れた歯を調べてみると 自分が作った入れ歯の歯とは違う事が分かった。 内蔵助たちが討ち取ったのは牧野の入れ知恵によって 用意された替え玉だったのだ。 ところが内蔵助は最早沙汰を待つ身。 憎い仇が生きていることを知りながらも最早どうしようもない。 そこで主水にこの悔しさと恨みを晴らしてくれるよう 上野介一派を始末するよう依頼するのだった! 本作は元禄時代にも関わらず 背景に新幹線が走っているシーンがあり 忠臣蔵恒例の陣太鼓のシーンの撮影では夜中だった事もあり 太鼓の音の煩さに撮影所付近の住民からクレームが来たと 山城新伍が回顧しているが、山城はこのエピソードを 自ら監督したオリジナルビデオ作品 「江戸むらさき特急」に取り込みました。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 期間限定 DVD 27%OFF必殺忠臣蔵 【DVD】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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