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2011.10.22
テーマ：懐かしのＴＶ番組(6232)
カテゴリ：刑事ドラマ
 テレビ朝日系列の「土曜ワイド劇場」にて放送された 江戸川乱歩の美女シリーズは乱歩の小説を 現代風にアレンジし、トップ女優の官能的な演技と ヌードシーンを盛り込んだシリーズである。 その第１弾となったのが「氷柱の美女」であり 原作は乱歩の「吸血鬼」である。 財産家の未亡人で美貌の柳倭文子（三ツ矢歌子）を巡り デザイナーの三谷（松橋登）と 画家の岡田（菅貫太郎）は決闘を行い 岡田は隠し持っていた硫酸で三谷の顔を焼こうとした。 しかし自らの顔が醜く焼けただれてしまった岡田は それを恥じ芦ノ湖に身を投げ命を絶った。 その頃から奇怪な容貌をした怪人が倭文子の周囲に出没。 一人息子の茂が誘拐されるという事件が起こり 恒川警部補（稲垣昭三）は明智小五郎（天知茂）へ 事件解決の助力を要請した。 犯人を追いかけていった明智と恒川警部補は 三谷の指摘により廃工場に捕らえられていた茂を発見した。 三谷は芦ノ湖畔での決闘の末、身を投げた岡田が生きて 倭文子に恨みを持っていると明智に語った。 しかも岡田からの警告状が明智事務所に送られていたのだ。 明智小五郎は助手の文代（五十嵐めぐみ） 小林青年（大和田獏）に岡田の調査を指示し 明智は岡田の生地である東北に向かい 墓を暴いたが土葬されたはずの岡田の遺体はそこにはなく またしても明智に対する警告状が残されていた。 事件を探るため倭文子の故郷へ向かい、 そこで谷山二郎という男が自殺した事を聞き込み その弟・谷山三郎が復讐のため 倭文子を狙っている事を突き止めた。 明智は名推理で少しずつ事件の真相に迫っていくのだが 真犯人は意外な人物であった。 このドラマシリーズは天知茂が明智に扮して1977年から 他界する1985年まで25作品が制作されており その記念すべく第１回の本作の美女に 三ツ矢歌子を迎えている。    にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村  【30%OFF】［DVD］ 江戸川乱歩 吸血鬼 より 氷柱の美女 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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