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テーマ:懐かしのTV番組(6226)
カテゴリ:必殺シリーズ・特番
人気絶頂だった必殺仕事人を舞台化したのが 毎年夏に行われる「必殺まつり」である。 その歴史は古く、舞台化第1弾となったのは 1975年、明治座で行われた「必殺仕掛人」であり 1976年、京都ベラミによる「必殺仕業人ショー」 九州地方にて巡業された「必殺仕置人、三途の川の風車」 1978年、大阪・中座の「必殺仕置人、私 中村主水です」 以上4作品が舞台化されている。 そして1981年から毎年8月下旬に京都南座で行われたのが 「納涼必殺まつりシリーズ」であり その第1弾が「必殺シリーズ放送九周年記念公演 納涼必殺まつり 必殺女ねずみ小僧」で三味線屋・勇次(中条きよし)と 畷左門(伊吹吾朗)の共演が話題となり 1982年「必殺シリーズ放送十周年記念公演 納涼必殺まつり 必殺・鳴門の渦潮」では名古屋・名鉄ホールでも上演され 飾り職の秀役はスケジュールの都合により 三田村邦彦ではなく内藤剛志が務めている。 1983年「南座必殺シリーズ三周年記念公演 納涼必殺まつり必殺ぼたん燈籠」が上演されている。 そして1984年、テレビ放映六百回を記念して公演された 「新・必殺まつり、からくり猫屋敷」では お馴染みの秀&勇次から一変して 新メンバーとなる花屋の政(村上弘明)組紐屋の竜(京本政樹)が 1985年スタートの「必殺仕事人V」放映に 半年先駆けて登場するのである。 今回の「必殺まつり」よりテレビ中継を開始し 冒頭ではラムネ売りのおじさんに扮した藤田まことが 村上弘明と京本政樹に自身のプロフィールや 必殺出演への抱負を聞いた。 そして自転車に乗ったラムネ売りのおじさんは 南座へ向かい、そのまま舞台の花道に登場 必殺まつりの幕開けとなった。 まずは「必殺オン・ステージ」からスタート。 藤田まことは「浪花人情」「忘れ草」 鮎川いずみは「花の涙」 藤田絵美子は「さよならさざんか」 ひかる一平は「旅愁」山内としおは「夢ん中」 そして出演者全員で「荒野の果てに」を熱唱した。 続く舞台「必殺仕事人・からくり猫屋敷」が開演。 加代(鮎川いずみ)はある日、花屋の政(村上弘明)と 組紐屋の竜(京本政樹)の殺しの現場を目撃した。 この二人、実は元締・おりくから江戸に行ったら 中村主水(藤田まこと)を訪ねるようにと言われて 江戸にやってきたのだ。 一方で旗本・松尾左近将監(西園寺章雄)の屋敷で 化け猫騒ぎを聞きつけた加代は 屋敷に泊まり込んで真偽を掴みに行った。 その裏では悪人どもが松尾家の奥方・お小夜(大崎紀子)の 暗殺を企てていたのだ。 加代は事件に巻き込まれていく・・・ この舞台はスクリーンによる映像シーンと演劇を ミックスした形で構成されており アジトでの金の分配と出陣シーンおよび 政、竜の殺しのシーンの1部分を映像にしている。 この模様は朝日放送でテレビ中継されており 舞台だけでなく、オンステージも交えて バラエティ豊かな公演となりました。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 【送料無料】必殺DVDマガジン仕事人ファイル(1stシーズン 9) [ 梶野秀介 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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