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テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:映画・必殺シリーズ
ファンから好評を得たVシネマ始末人シリーズの 第3弾が「必殺始末人III 地獄に散った花びら二枚」で 本作が最終作となる完結編である。 黒石藩の八重姫(遠藤久美子)と能楽笛方の家元 岡村麻之助(田原俊彦・二役)は 秘かに愛し合う仲だった。 しかし黒石藩のお世継となる八重姫には 殿さまに決められた婚礼の儀が近づいていた。 それを嫌って二人は駆け落ちをするが 途中で見つかってしまい 麻之助は肩口を斬られてしまう。 八重姫は下女中と一緒に逃げ難を逃れるが 重傷をおった麻之助はリュウ(俊藤光利)と かもめ(南野陽子)に助けられた。 只次郎(田原俊彦)に似た麻之助を かもめは献身的に看病するが留守の隙に麻之助は 命を狙う老中の手のものに殺されてしまった。 その頃、黒石藩の家老・横山(平泉成)は 八重姫の駆け落ちを利用して藩主の姪 雪姫(竹内るみ子)を跡取りとし 藩の実権を握ろうとしていた。 横山は仕官を望む浪人石川(三浦浩一)と 八重姫を逃がしたその妻・お初(水島かおり)を 犠牲にして計画は思惑通りとなった。 一方、老中たちに命を狙われていた八重姫は、 女郎屋に流れたものの、そこからリュウと かもめに助け出され愛した若侍を想いながら 藩邸にもどる事となる。 万難を排して迎えた雪姫婚礼の前夜、 黒田藩邸に八重姫が現れた。 部下の乱心を装い八重姫を殺そうとする横山 しかし邸内の暗闇に始末人が存在していた! 本作に登場したかもめは藤枝梅安を彷彿させる 黒子の衣装に針で首を刺すという 女版・梅安というマニア泣かせの殺し屋であった。 演じた南野陽子は高校2年生の夏に上京し 堀越高等学校に編入。 同級生に本田美奈子、宮崎ますみ、石野陽子、 長山洋子、永瀬正敏らがいた。 出世作「スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説」の主役 麻宮サキを演じ一躍ブレイクするだけではなく 主題歌「悲しみモニュメント」が 初のオリコンチャートトップ10入りとなる。 その後、ブレイクは止まらずニッポン放送のラジオ番組 「ナンノこれしきっ!」でパーソナリティを務め 「楽園のDoor」「話しかけたかった」「はいからさんが通る」 「吐息でネット」「あなたを愛したい」 「秋からも、そばにいて」などヒット曲を連発。 8曲連続オリコン1位を記録している。 またフジカラー、グリコ、JR西日本など 多数の企業のイメージキャラクターに起用され 中山美穂、工藤静香、浅香唯と共に80年代後期の 女性アイドル四天王の一人として活躍した。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 【Joshin webはネット通販1位(アフターサービスランキング)/日経ビジネス誌2012】【送料無料】必殺始末人 全集/田原俊彦[DVD]【返品種別A】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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