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カテゴリ:特撮・アニメ・オリジナル作品
刮目せよ!!日本の特撮児。 日本のSFXはこの1本から始まる!! 1992年に「東映怪人大図鑑」と共に 東映ビデオより発売された「東映特撮大図鑑」は 東映が手掛けた特撮作品の名場面、 メイキングを中心としたマニアックな作品である。 そのラインナップは 1.特撮キャメラワークとライティング 2.巨大戦艦大集合 3.特撮ワイヤーワークの奥義 4.変形・合体開発史 5.特撮セットデザインの秘密 6.地割れ大集合 7.特撮演出・絵コンテとその実際 8.爆発進撃メカ大集合 9.ビデオ合成の舞台裏・オプチカル合成 10.三機編隊大集合 11.マット合成・コンピュータグラフィックス 12.特殊メイクの真実 13.特撮の華・爆発大全集 14.「大予言」ハイライト 本作の特徴として東映特撮作品の特技監督を務めた 矢島信男のインタビューで構成されており この作品の構成を担当しているのが 現在、東映特撮作品の特技監督:沸田洋である。 作品名場面ではジャイアントロボ、キャプテンウルトラの オールディな作品からスーパー戦隊、宇宙刑事シリーズ、 メタルヒーロー等、ジャンルは幅広く ラストには当時、東映が力を入れていたVシネマ 「大予言 復活の巨神」の宣伝的名場面が織り込まれている。 そしてパッケージの解説には、こう記されている。 正義を乗せて飛ぶスーパーメカの活躍、 自然の猛威に飲み込まれる大都市の悲願。 怪獣に立ち向かう巨大ロボットの雄姿・・・ 日本特撮界の重鎮・矢島信男が拒むことなく作り続けた 歴史的特撮映像の数々を新鋭・沸田洋が 徹底分析!! いかなるテクニックが、いかなる魅惑を生みだすのかを 実演していく。 さらに矢島監督インタビューや絵コンテなどの 秘密資料公開。 新作のメイキングシーンetc・・・ にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 (LD)東映特撮大図鑑 『ジャイアントロボ』から『大予言』まで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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てらまさん
>マニアック~~!! >全国の特撮にチャレンジする映研必須ですね! 特撮研究モノ作品は何本かありますが 本作がマニアックすぎて難しいかも^^ (2012.12.30 09:05:35)
私もこれが一番大好きです!!このビデオで「宇宙からのメッセージ」を知りました。実際に「〜メッセージ」はアナログ特撮の限界に果敢に挑戦した超力作でした!!
東映特撮は60〜70年代初期の頃は技術面や予算的に未熟だった為か同時期の円谷特撮やピープロに比べて見劣りしてましたが、70年代後半から技術の向上によって飛躍的に進歩していき、あっという間に円谷特撮を越えてしまいました。これも全て矢島監督の血の滲む努力の賜物でしょう。 円谷特撮どころかサンダーバードのアンダーソン特撮をも凌駕してると思いました。特にワイヤーワークによる戦闘機のキリモミ飛行や大宙返り飛行、それとメカの変形・合体シーンの特撮はアンダーソン作品には殆ど見られませんし。(アンダーソン特撮では飛行シーンは背景だけを動かして、ミニチュアを吊るすだけが多い) ラストの爆発ダイジェストは感涙物でした。「〜メッセージ」のメロディーの響く中、華麗に舞散る爆発シーンの数々は正に芸術です!!これは生の迫力だからこそできる職人技でありCGでは決して再現できない技術ですね!! (2013.01.04 13:42:06)
続き...
てらそままさき氏のナレーションも素晴らしかったです。大好きなシャドームーンの中の人ですしねw ラストの爆発ダイジェストのセリフはグっときました!!「爆発!!...それは一瞬の夢...。特撮マン達はその一瞬に掛ける!...そしてその夢に酔う。今日もどこかで特撮マン達の新たなる戦いが始まる!!」のところで不覚にも涙が止まりませんでした。(TAT) 今やCG技術全盛によって特撮が廃れつつある今日この時、汗水垂らして、寝る間も惜しんで、失敗の許されないぶっつけ本番を肝を潰して迎え、そしてその一瞬に一喜一憂する...。 そんな作り手たちの魂溢れた特撮が徐々に失われていく事をまるで予見していたのか、未来の特撮児たちにその伝統を忘れないで欲しい!!...と訴え掛けてる気がしてなりませんでした。(涙) 今現在、テレビで伝統的ミニチュア特撮を継続しているのは東映と円谷くらいでしょうね。しかし、それもデジタルが大部分占めてる状況です。勿論私はデジタルは歓迎してますが、それによって特撮が廃れていくのは寂しいです。 そんな現在だからこそこのビデオを日本のVFXスタッフ達や今の東映、円谷の特撮スタッフ達にも原点の志を記憶する為にももっと見てほしいと強く思います!! (2013.01.04 14:43:57)
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