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2016.12.21
テーマ：懐かしい漫画(122)
カテゴリ：懐かしのコミック
 数多くの伝説を残した大山倍達・伝 「空手バカ一代」の無限血闘編は 戦後の格闘技の実態に迫った物語となった。 事件から、その遺族に許された倍達は 日系人トッド若松の誘いを受け、 柔道家・遠藤幸吉と共に渡米。 日本人に対する敵意剥き出しの中、 プロレスラー、プロボクサーとの死闘し、 連勝した倍達と遠藤が暴徒に襲撃され 集団リンチを受ける寸前のところで 助けに現れたFBIの捜査官・ドナルドが駆け付け その後、大山はＦＢＩへの空手指導等を行う。 後にトッド若松の逆恨みから、 グレート東郷に契約を譲渡され 自身に加えマス・トーゴー（倍達）、 コー・トーゴー（遠藤）の三人で構成される 「東郷ブラザース」の計画を告げる。 しかし、大山と遠藤は実際の試合では 決められた筋書きを破り、 真剣勝負で相手レスラーをKOしてしまう。 呆気に取られている観客を尻目に会場を脱出した二人だが マフィアに捕まり、東郷が八百長破りの報復で リンチを受けている所に連れて行かれる。 東郷自身がリンチを受けている事に驚いた大山が 日本人や日系人が試合に勝てば必ずこうなる為、 負け役を演じるしかなかった事を知らされたが その後、隙を突いてボスを人質に取る等の作戦で 大山はマフィアを叩きのめした。 しかし、八百長破りでアメリカ本土で 居場所が無くなった一行は、 日本人や日系人でも負け役をしなくて済む ハワイへ向かい、そこで力道山と出会う。 そして力道山は大山倍達から空手を習うも 赤サソリと異名を持つタム・ライスに敗れ タム・ライスは「空手殺し」と宣伝した為、 大山倍達はシングルマッチで決闘する。 だが、タム・ライスの殺人パンチを恐れた大山は いざ試合が始まるまで恐怖に震え、 神に祈るほど追い詰められ、その恐怖心から逃れる為に コーナーへ手首を打ち込み気合を入れ 更に高度な必殺技・三角蹴りで勝利を得る。 これが無限血闘編のストーリーであるが 実際には大山倍達と遠藤幸吉のアメリカ遠征は 終始一貫してグレート東郷がプロモートしており 全米をサーキットしている。 また、力道山に空手チョップを教えたのは 拳道会の中村日出夫が伝授したとされ 力道山自身は力士時代得意だった張り手の応用としている。    にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村  【メール便送料無料、通常24時間以内発送、午後1時までは当日発送】【中古】 空手バカ一代 3（無限血闘編 1） / つのだ じろう / 講談社 [文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応】 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2016.12.21 23:15:52
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