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2017.10.19
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カテゴリ:プロレス・格闘技



「週刊プロレス」「ゴング」など
プロレス誌で取り上げられた米国の外国人レスラーが
ファンの間で評判となり、いつしか日本で見たいと
希望や夢を持つようになった。

その、ファンの夢を叶えるべく全日本プロレスの
ジャイアント馬場、新日本プロレスから新間寿が
プロモーターとしての手腕を発揮。

「まだ見ぬ強豪レスラー」の招へいに成功した。

その第一歩と言われたのが南海に黒豹と呼ばれた
リッキー・スティムボートであり、
1980年の世界最強タッグ決定リーグ戦で初来日。

同年にはオースチン・アイドルも初来日し、
新日本はハルク・ホーガン、ポール・オーンドーフが
WWEルートより、待望の初来日を果たす。

しかし、全日本、新日本によるレスラー引き抜き合戦に突入し
「まだ見ぬ強豪レスラー」の招へいは一旦中断となる。

引き抜き合戦が落ち着くと、エリック王国である
テキサス州のWCCWと全日本の交流が盛んとなり、
全日本は「まだ見ぬ強豪レスラー」ブームに突入する。

1983年にケリー・フォン・エリック、テリー・ゴディ、
NWAミズーリ地区からマニー・フェルナンデス、
ハーキュリーズ・ヘルナンデスらが来日。

1983年にはマイケル・ヘイズが待望の初来日を果たし
ゴディとのコンビでファビュラス・フリーバーズとして
アメリカンプロレスを全日本に輸入する形となり

NWAテネシー地区からトミー・リッチ、
NWAフロリダ地区バリー・ウインダム
そしてメキシコからリスマルクも待望の初来日を果たし
初来日選手に対するコールが起こった。

新日本は負けじと、WWEルートから1982年にアドリアン・アドニス、
1983年にオットー・ワンツを初来日させている。

1985年にはAWAより「暴走戦士」ザ・ロードウォリアーズが初来日
3分39秒という短時間で勝利し衝撃的なデビューを飾り、
ジャンボ鶴田、天龍源一郎、谷津嘉章らを相手に激闘を展開。

1986年にはNWA世界タッグ王者のザ・ラシアンズ、
1988年にロックンロール・エクスプレスの初来日が実現した。

そして、19990年の日米レスリングサミットでは、
ランディ・サベージ、アルティメット・ウォリアーが初来日。

1991年にはリック・ルードが初来日し
シングルマッチでは田上明からフォール勝ちを収めている。

2005年にはWWEよりババ・レイ&ディーボンの
「チーム3D」が久々に「まだ見ぬ強豪レスラー」として初来日する。

しかし、実現できなかった「まだ見ぬ強豪レスラー」がおり、
次期NWA世界ヘビー級王者の有力候補といわれ
NWAミッドアトランティック地区で活躍していたマグナムTAが
1986年10月に交通事故に見舞われ、引退を余儀なくされ、
全日本への初来日が断たれてしまった。


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Last updated  2017.10.19 20:00:06
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