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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

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2013年02月14日
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カテゴリ:紙太材木店の考え
おはようございます、
紙太材木店の田原です。

IBEC(建築環境・省エネルギー機構)から
健康に係る住宅の事例を紹介して欲しいとの依頼が来た。
監修は村上周三氏や、南雄三氏など大御所

なんで紙太材木店にきたのか分からないけど
今日が資料の提出期限
日中は現場に行くことが多いので
必然的に資料作成は夜になり
しかもこういうことは
期限ぎりぎりにすると言う悪習があるので
昨夜作成

といっても特別なことをするのではないので
事例紹介として大福町の家を挙げて
普段、紙太材木店が作っている家の特徴をまとめた。
何点かあるので
数回に分けてお話します。


一年を通じて暮らし易い室内にするための前提条件が高い断熱性

これは一般の方も納得いただけると思いますが
巷には〇〇工法だから暖かい
こんな断熱材を使ってるから
春の日差しのように暖かい、などの表現が溢れてます。
そういういわゆる情緒的?な感性に訴える表現ではなく

暖かさを
数値としてみることの出来るのがQ値

コピー ~ QPEX mage003.jpg

これを見れば誰もがどの程度の暖かさの家なのか
すぐにわかります。
どんな工法、どんな断熱材を使っていても
とても暖かそうな家に見えても
このQ値を聞いてみましょう。
本当に暖かい家かどうかわかります。

この美濃地方では次世代省エネ基準で2.7をクリアしなければなりませんが
2.7を少しクリアしただけでは
残念ながら暖かい家という感想は聞けないでしょう。

次世代省エネ基準では
1地域(北海道)は1.6
2地域(岩手、青森、秋田)は1.9
3地域(その他の東北)は2.4
4地域(東京以西の地域)は2.7
と決められていますが
これはいわば最低基準
試験で言えば可の60点
優や良ではありません。

うちの家は
次世代省エネ基準に合ってるから云々というのは
俺の家は60点をちょっと越えた家というのと同じ

建築基準法の耐震等級のようなもので
耐震等級1が基準法クリア
耐震等級2が等級1の1.25倍のゆれをクリア
耐震等級3が等級1の1.5倍のゆれをクリア

どれを選択するかで
暮らし易さは決まってきます。

誰もが簡単に理解できるのは
4地域(東京以西、この美濃地方も)で
北海道、東北3県なみの基準をクリアすれば暖かい

可ではなく
優や良を取ればいいんです。

そうです、
この美濃で東北3県の基準1.9をクリアすれば
暖かいんです。

値段の心配?

だって、東北や北海道の家が美濃の家より
何割も高いなんて聞いた事ありません。

建築する側に
作る気があるかどうか
それだけでしょう。

日本ではヒートショックで年に1万7千人も亡くなってますから
家の中での温度差をなくすだけで健康住宅かもしれません。












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Last updated  2013年02月15日 09時01分33秒
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