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カテゴリ:温熱環境
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 先週は新住協の鎌田教授の Q1.0-X住宅の「設計」と「施工」の詳細講義 次世代省エネ基準の4分の1から10分の1暖房エネルギー消費の家を目指すものです。 4分の1とか10分の1で驚くことはありません、 日本の次世代基準自体がユルフン基準なのですから。 ユルフン(紐のゆるいふんどし) 付加断熱をしたときの断熱材の固定方法や サッシの取付方法の違いによるサッシ周辺の熱の分布など ある意味マニアックですが プロとしては知っておくべきことなど充実した講義でした。 週末は大阪で住宅医スクール こちらも今回は 「温熱環境の改善と対策」 こちらは内容が高度なのに猛烈なスピードでの講義で ついていくのが精一杯 学校を卒業以来初めてと言っていいぐらい頭に汗をかきました。 この授業の一番の収穫はこれ ![]() 結露計算 以前百年プロジェクトでも 計算しましたが 手計算でやると相当面倒 理屈は分かっていてもいざとなると・・・ だったのですがこれは 壁を構成する断熱材などの 種類や厚さを記入するだけ 右下のグラフで 壁の中の温度分布と露点温度が出てくる優れモノ 付加断熱をしたときの結露リスクが一発でわかります。 しかも室内、室外の温度や湿度も変えて入力できますから とっても便利 リフォームで断熱改修するときも 大いに活躍が期待できます。 というわけで この二回の講義、とても収穫の多い内容でした。 一般の皆さんには わかりにくいかもしれませんね、 でも、今後の設計に大いに生かされますので ご期待下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年09月02日 07時35分06秒
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