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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

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2013年11月20日
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カテゴリ:高性能 省エネ
おはようございます、
紙太材木店の田原です。

いよいよ暖房期間が始まり、
既にエアコンはもとよりファンヒーターも活躍していることと思います。
美濃地方も夕方からはぐっと冷えて10度を切りますから
寒い!が実感できます。

断熱改修をお考えの方もおられると思いますが、
色んな手法があります。
注意しなければならないのは
断熱改修の前と改修をした後の違いがどの程度あるか。
つまり改修前の断熱性がどの程度あって、
改修した後はそれがどの程度向上するのか。
それが数値としてきちんと分からなければなりません。

ただ単に以前は55ミリの厚みの断熱材が使ってあったから
今回は100ミリの厚みの断熱材を使う。
あるいはガラスが一枚のサッシだから
2枚のペアガラスにする。
このような断熱改修では失敗する可能性が高い。
恐らく思っていたほどの暖かさは確保できません。
ほとんどの方の家ではアルミサッシが使われていると思います、
中には我が家のようにサッシではなく、
まだガラス戸という家もあるかもしれません。

サッシの断熱性は熱貫流率で表され、
Ug値とUw値の二つがあります。
サッシには当然ガラスが付いていますが
ガラスの周りにはアルミの枠も付いています。
つまり、ガラス単体の熱貫流率がUg値
この枠も含めたサッシ全体の熱貫流率がUw値です。
なぜ分けて考えるかというと、
実はこの枠から逃げて行く熱が
サッシ全体から逃げて行く熱の約半分を占めるからです。
ガラスを交換して真空ガラスという高性能なガラスを使っても
窓から逃げて行く熱の半分の改善にしかならないことになります。
予算の関係でアルミの枠をそのままにガラスだけ交換というケースもあると思いますが、
その場合窓から逃げて行く熱の半分以上が枠からということになります。

同時に古いサッシは最近のサッシに比べ気密性が格段に悪い。
つまり隙間があるわけでその対策も必要です。
実はこれは私の最近の失敗で
今、対策を検討中の事案。
サッシの断熱改修は単に性能のいいペアガラスを付ければいいと言うような簡単なものではありません。






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Last updated  2013年11月20日 12時01分37秒
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