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カテゴリ:古い民家の再生
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 大人AKB 37才、二児の母親とか いろんなことを考えてしまうのは 自分が年を取ったということでしょうか 活躍を期待したいですね。 さて 差し鴨居(さしがもい) 8畳の部屋の一辺の長さは3.64m 昔風に言えば、2間(にけん) 正方形の形をしています。 ずっと昔は1間(1.8m)毎に柱が立ってましたが ちょっと邪魔だね ということで 2間ごとに柱を立ててみると 屋根の重さに耐えられなくて 鴨居が下がってきてしまうことになりました。 そこで じゃあ、大きな鴨居をいれればいいんだろう ということで入ったのが 差し鴨居 普通はおおよそ30cmほどの背の高さがあります。 上の写真 正面の差し鴨居は左右の差し鴨居より50cmほど下がってます。 玄関からの通り土間で土足で歩いて家の奥まで入って行けます。 土足で行けますから畳の床より下がっているんでこの高さになるわけです。 でもここに床を作って普通の部屋と同じ高さにすると この差し鴨居に頭があたってしまいます。 昔の日本の家では 建具(障子や戸)の枠の高さが 現在の標準的な高さである2mではなく 1.8mが普通 皆さんの中には鴨居に頭をぶつけた経験のある 背の高い人も多くいると思われますが 昔は1.8m(6尺)が当たり前でした (正確には5尺7寸あるいは8寸) というわけで 差し鴨居をそのままの高さに残して 改装する場合もありますが 昔の面影を残しつつ 現在の生活にあった部屋にしようとすると この鴨居を少し上げる必要があります。 でも昔の家は木組みで出来てますから それをいかしながら高さを変えようとすると 大工さんと一緒に 頭に汗をいっぱいかかされます。 4人がかりで半日 ようやく取付完了 全景は後日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年03月21日 22時11分03秒
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