2955444 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Category

Calendar

Archives

Keyword Search

▼キーワード検索

2016年02月03日
XML
カテゴリ:断熱のこと
おはようございます、
紙太材木店の田原です。

マイナス3度の美濃地方
体が慣れてきたのか
それほど寒さを感じません。
2月上旬の朝の気温としては普通でしょうか。
でも実は気になるのは花粉
数日前からくしゃみと鼻水で花粉に反応しています。
そろそろ早めの対策を取らねば・・・


さて、以前お話したHeat20
昨年末に新たな基準が提唱されました。
Baidu IME_2015-12-9_8-30-25.jpg

グレード2の中濃地域の推奨基準は
Ua値で0.34
Q値で言えば1.3程度
ところがある筋の情報によれば
来年度にも新たにグレード3の検討がされるようです。

お寿司で言えば
松竹梅の上に特上があるようなもの(少し古いかも)
どんな基準が推奨されるか楽しみです。

ということで
表をご覧になればお分かり頂けると思いますが
昨年末に改訂された中濃地域に推奨基準
現行の北海道基準より上なんですね。

簡単に言えば
現在北海道で建てられている住宅
その断熱材の厚さより更に厚い断熱材を使ってください、ということ。
国の基準は最低基準、それを目標基準にしてはいけませんということですね。

さて、ではUa値0.34というと
どれくらいの断熱材の厚さが必要かというと
屋根・天井で30cmこれは共通

壁についてはサッシと相関関係があって
壁20cmならサッシAPW330程度(樹脂ペアガラス)

サッシをトリプルガラスにするなら
壁は12cmでギリギリクリアできるかというライン

更なる基準の変遷を予測するなら
壁20cmでサッシはトリプルというのが安全パイ
しかしそこには予算という壁が立ちはだかるわけで
いかにコストをかけずに壁を20cm(断熱材の厚さ)にするかが
これからの温熱環境重視の工務店の課題

紙太材木店でも既に何棟か厚い壁の住宅を建ててます。
西帷子の家(リノベーション)
加茂野の家、粟野の家につづいて
今回可児の家では壁の断熱材の厚さは24cm
サッシもトリプルガラスです。

でも、はっきり申し上げればこれが世界標準で
諸外国に持って行ってもこれでどうだと自慢できるものではありません。
Heat20が推奨している断熱基準が世界基準というわけです。
情報化社会ですので
ご自分で調べればいくらでも住宅の性能についての知識を得ることができます。

Heat20を意識しながら
ご自分の家の断熱性をどの水準にするか
予算とにらめっこしながら考える必要があります。

粟野の家
2014-12-27 (4).JPG

可児の家
2016-02-01 (19).JPG






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2018年03月21日 19時35分09秒
コメント(0) | コメントを書く
[断熱のこと] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.