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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

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2016年02月24日
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カテゴリ:温熱環境
おはようございます、
紙太材木店の田原です。


今週は晴れが続きそうで
現場作業がはかどります。
週末の構造(断熱)見学会は
FBのイベントにアップしてすぐに満席ということで
関心の高さがうかがえました。

さて、最近は床下エアコンが住宅の温熱環境に熱心な工務店のあいだで人気
エアコンの温風を床下に送風し
床全体を温めるというもの
もともとは新住協の鎌田先生達が始めた床下暖房
(床暖房とは違います)
当初はFF式のファンビーターを使っていましたが
西方先生がエアコンで始めてから
床下暖房イコール床下エアコンとなっている状況です。
特許があるわけではありませんから
最近では床下エアコンのフランチャイズなんてのも出てくる始末です。

温水や電気で床を温める床暖房で
家全体を温めるということになると
暖房負荷がかかりすぎ(コストが高い)
ということで
床面の温度と室温の両方を上げて
快適感を向上させたのが床下暖房

しかし開発にはそれなりの時間がかかっているわけで
ポイントやコツを外せば??となりますから
注意が必要です。

基本は西方先生の著書にありますから
そちらをご覧になればいいのですが
西方流や松尾流などいろんな方法があります。
東大の前先生は実態検証のため
最近床下エアコンの家の床下に潜りまくりで
2月のはじめは東北で、先週は恵那で
今週は新潟で床下三昧

先週の恵那での懇親会で鎌田先生との話
人のいない床下空間を温めるのは
確かに余分なエネルギーを使うことになる
耐圧盤のコンクリートも温めるから
余計に負荷がかかるけど
それを上回る快適さが得られるんだよ。

快適さというより快楽の部類かもしれませんね。

ということで、
床下エアコンがブームですが
実務者の間では床の表面温度が20度を超えれば
床下暖房は必要なくなるだろうというのが共通した認識。
つまり壁や天井、サッシや換気システムの性能が
ある一定レベル以上になれば
床の表面温度は20度以上になるわけで
そうなればわざわざ人のいない空間を温める必要は無いということです。
日射の豊富な太平洋側の地域であればそれが可能で
その目安もわかっています。
暖房負荷と快適さの均衡点
太平洋側の地域ではそれを考える必要があります。

紙太材木店では
様々な要素を検討した上で
床下暖房はしていません。






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Last updated  2018年03月21日 19時31分46秒
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