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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

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2016年06月01日
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カテゴリ:温熱環境
おはようございます、
紙太材木店の田原です。


快晴で気持ちのいい朝
と言っても何に反応しているのかわかりませんが
くしゃみと鼻水がまだ出ます・・・


昨夜の「林修の今でしょ!講座」
講座の一つに「カビ・ダニ」対策が紹介されていました。

寝ている時に浮遊粉塵を吸い込んでいる状況や
人は一日に一万個ものカビの胞子を吸い込んでいること
カビの生えたお餅やパン、チーズなどは
一部を切り取ったり削っただけではNG
見えているカビは胞子で見えていないところには
既に菌糸が浸入しているからなどなど

わかっちゃいるけど
もったいないから
カビが生えたらそこを切り取って食べる
という人が多いと思います。
いままでそうしていたけど
お腹が痛くなったことない
などと林先生も言ってましたが
私もそうです(^_^;)



さて、そのカビ対策
番組で紹介していたエアコンのカビ対策は○
使用後に20分ほど送風して
内部を乾燥させるというものです。
クロゼットも締め切っておかない
普段は開けておくと言うのもいいですね。


室内のカビ対策については
建築や設計に携わる人間の責任と考えます。


通風も大事ですが
梅雨時や真冬に窓を開けて寝る人はいません。
大事なのは換気であることは明白です。

よほど劣悪な環境でないかぎり
室内の空気より室外の空気の方が汚染されていませんから換気をする。
経験的に誰もが窓を開けたり、換気扇を回して換気します。

昨夜の就寝中に吸い込んでいる浮遊粉塵のビデオを見れば
誰もが換気が大事と思うはずです。

でも、思考がそこでストップする方が多い

新築の住宅ではもう10年以上前から24時間換気扇の設置が義務付けられていますし
建築士の定期講習では換気や気密シートの重要性についても講義を受けます。
でも、実際の現場ではその重要性が浸透していないというのが実態
スカスカ住宅で換気もロクにできていない家が多い
だから昨夜のような番組の紹介があるんですが
番組を見ても自分の家の換気性能、気密性能と結びつかないんですね。


換気を確実にするためには
家の気密性が不可欠です。
室内の汚れた空気を外に出し、
給気口からは新鮮な空気が入ってくるようにしなければなりません。
換気扇のすぐ近くの隙間からショートカットで入ってきては意味がありませんが
気密性能の低い家はそうなります。
つまり換気扇は設置してあるけど
付いているだけ、本来の仕事ができていない。


昨夜の番組で足りないのは
対処療法のカビ対策ではなく
抜本的な対策の紹介
それには家の構造や設計から考える必要があります。
住宅のカビ対策は設計者の責任です。






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Last updated  2018年03月21日 18時34分47秒
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