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カテゴリ:イメージ 仕上がり
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 この暑いのに焼き杉の板を作っていてヘロヘロになりました。 炎天下の作業は気をつけねばと思った次第です。 さて、前回の続き 最大風速は10分間の平均風速 最大瞬間風速は3秒間の平均 岐阜では10年に1回程度何かしらの被害の出る風が吹きます。(前回参照) 住宅の窓で考えられるのは 飛来物による損傷ですが その風が吹く度に毎回何か窓に損傷を与えるものが飛ぶわけでなく その確率を1/10程度とします。 更に飛んだものが窓に当たる確率をやはり1/10とすると1/100となります。 10年に1回ですから その家に住む期間を50年とすると5/100 つまり0.05%・・・ こう考えると マンションには雨戸やシャッターはありませんし 大手のHM、例えばスウェーデンハウスなどの外観を見ても 雨戸が無いのが頷けます。 何かが飛来して窓に損傷を与える確率は限りなく0に近い もっとも窓自体の風に対する風圧力も検討する必要がありますが これもそれほど心配することはありません。 こちらをご覧ください。 風速50m程度まではサッシのガラスは耐えられます。 しかし 理屈ではわかっていても 住宅に住むことを検討する段階では 住宅に雨戸があるのが普通という常識からなかなか抜け出せません。 でもマンションに住む時はそんなことを考える人はごく少数 不思議ですが感覚的なものとしか言いようがありませんね。 しかし 現実問題として住宅建設には予算というものがあります。 上記の飛来物のサッシに対する損傷の確率を検討しながら シャッター雨戸+防犯フィルム シャッター雨戸 横引きの雨戸+防犯フィルム 横引き雨戸 防犯フィルム 何もなし 飛来物の損傷だけなら 防犯フィルムを張るのが一番論理的でコストもかかりませんからおすすめ シャッターや雨戸は安心料と考えることになります。 もっとも 無粋なアルミのシャッターや雨戸ではなく 同じ安心料ならデザイン的に優れて日射も遮蔽できて 通風もできる建具屋さんでつくるガラリ雨戸が一番お勧め シャッターなんぞよりお値打ちにできます。 名の知れた住宅の建築家の多くが木製のガラリ戸を使うのも頷けます。 可児の家 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年03月21日 18時21分13秒
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