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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

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2020年04月08日
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カテゴリ:古い民家の再生
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おはようございます、
紙太材木店の田原です。

今朝は4度の美濃地方、
札幌が3.5度ですから
朝の気温だけは北国が体感できます。
日中は22度まで上がるそうですが
午前中、11時くらいまでは薪ストーブのお世話になりそうですね。

上の写真は紙太材木店の本宅の棟札。
建物を建てた時に屋根裏などに取付けるものですが、
大正2年の上棟なので
今年で107年と言うことになります。

ここ数年、屋根瓦の傷みが顕著で
一昨年、昨年と続いた台風でも被害を受けています。
現在も昨年の台風の時の雨漏れで漆喰が一部剥がれたため、
足場をかけてその補修をしています。





破風が漆喰で塗りこめられていますが、
雨漏れで剥がれ落ちています。








中塗りをして乾かしますが、一度に厚く塗ると剥がれてしまいますから
何回かに分けて土を塗り重ねていきます。

少し塗って乾かし、また塗って乾かしですので、
天気とも相談しながら10日ほどかかります。
の後、漆喰を塗って乾かして、樋を取付ます。


現在は左官工事が終わって樋を取り付ける前です。
コロナの影響もあって学校が休みで、
前面の通学路になっている道路も子供たちが通りませんから
この際、瓦の葺き替えをしようということになりました。

瓦は私が小学生の頃、一度葺き直しをした記憶があります。
葺き直しと言うのは瓦自体は交換せず、
その言葉通り同じ瓦を使ってもう一度取り付けることを言います。
現在は桟瓦と言って桟を取り付けてそれに釘で瓦を固定しますが、
昔は土を団子状にしたものに瓦を押してけて固定してあります。
長い年月の間にはそれがずれてくることになりますから、
葺き直しと言うことが行われていました。

今回は大屋根までしようとすると大工事になるので、
下屋だけを葺き替えます。
下地がそれほど傷んでいないことを願うばかりです。
今回工事をしておけば少なくても50年ぐらいは手を入れなくても済みそうですが、
大屋根の瓦の工事は残ることになります。
いずれそちらも私がすることになりそうです。
親父のやつなんでやらんかったん!?と言われないように…





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Last updated  2020年04月08日 07時42分23秒
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