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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

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2021年04月12日
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カテゴリ:高性能 省エネ




おはようございます、
紙太材木店の田原です。

まだ、朝は肌寒い美濃地方です。
明日から城屋敷の家の外壁の杉板張りの予定ですが天気は下り坂…
なかなか思うようにはいきません。

先週ショールームの外壁を塗装するため
足場を掛けました。
モルタルに吹付をした外壁ですから、
10年毎に足場を組んで再塗装することになります。

壁が傷んでいるのではなく、
塗装した表面に藻やコケが生えて見栄えがわるくなるからです。
特に北側の壁は日光が当たりませんから南側の壁と比べると一目瞭然。
南の壁は紫外線が当たり全く藻やコケは付いていません。
塗装する必要あるの?という状態…
もちろん吹き付けてある塗料が劣化してチョーキングしてますが
モルタルが劣化しているわけではありませんから、
見た目さえ気にしなければ何もする必要はありません。
しかし、コケや藻が生えていれば見た目も悪いですし、
気になるものです。
特に白色系の吹付がしてあれば一目でわかります。

一般に日本では多くの方が南向きの家を所望されます。
南側に大きな窓を取れば、暖房しなくてもそれなりに暖かいものです。
土壁の昔の家では断熱という概念がありませんでしたから、
冬を少しでも暖かくするには南に縁側を作るのがお約束でした。
現代でもその影響を受けてますから
南向きの家が人気なのですが、家は四角ですから
南向きの家イコール北向きの家と言うことになります。

そうなると、南側の面はほぼ毎日、日光が良く当たります。
北面に日光が当たるのは初夏のほんのわずかな期間だけ、
コケや藻にとっては絶好の住処となってしまいます。
更に言えば、
1階の北側には水回りが集中しますし、
2階の北側もクローゼットや物入がきます。
つまり、家の中では他の部屋に比べ、
暖房されにくいわけで一番冷えた空気が存在する場所になります。
となると、冬場、
室内側では結露が常時発生している可能性が高くなります。

防湿シートが無ければ水蒸気は壁を通り抜けて外壁面の裏側に到達。
外壁の防水シートが透湿性のものであれば
北側の壁の裏には常に水蒸気が補給されることになりますし、
透湿性のものでなければ
防水シートの裏側で結露となります。

多くの方が外壁のメンテナンスを考え
できるだけメンテナンスコストのかからない外壁を望まれますが、
どんな外壁にするにしても
基本は先ず、室内側の防湿シートと言うことになります。
それでも、北側で紫外線が当たらなければ
大なり小なり藻やコケは発生しますけれど…

杉板ならコケや藻が生えても気になりませんから、
SDGs意識される方にはお勧めです。








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Last updated  2021年04月12日 08時20分04秒
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