シャープ、ミネベアミツミのタイ工場に5MWの太陽光発電設置
シャープエネルギーソリューション(SESJ)は、ミネベアミツミのタイに所在するバンパイン工場(アユタヤ県)とロッブリ工場(ロッブリ県)の屋根に、太陽光発電システムを設置した。同社は、温室効果ガスの排出量削減を推進する環境方針のもと、世界各国の自社拠点への太陽光発電システムの導入を予定しており、今回が第一弾。15日にバンパイン工場で竣工式が行われた。 出力規模は、バンパイン工場が約3.12MW、ロッブリ工場が約1.88MWで合計5MWとなり、SESJがタイで建設を手掛けた工場屋根置きタイプの太陽光発電システムの設置容量として最大級となる。年間予測発電量は、バンパイン工場が約4,284MWh、ロッブリ工場が約2,583MWhで、それぞれ年間約2,438トン、約1,470トンの温室効果ガス排出量削減に相当する。発電した電気は各工場で使用し、系統電力の利用削減にも貢献する。シャープの関連記事