ファーストソーラー、2021年売上高29.2億ドルと7.8%増加
ファーストソーラー(First Solar, Inc.)は、2021年第4四半期売上高は国際プロジェクトの販売増とモジュール売上の増加で、9億730万ドルと前四半期の5億8,350万ドルに比べて55.5%増加し、前年同期の6億920万ドルに比べて48.9%増加した。これにより、2021年通期売上高は29億2,340万ドルで前年の27億1,130万ドルに比べて7.8%増加した。 同社の2021年通年の希薄化後1株当たり利益は、第3四半期の決算発表時に提供した見通し範囲の中間点を上回り、昨年2月に提供された当初見通し範囲内に確実に収まっている。第4四半期の希薄化後1株当たり純利益は1.23ドルで、通年の希薄化後1株当たり純利益は4.38ドルに達した。 第4四半期末の現金、現金同等物、制限付き現金、および有価証券は、前四半期末の19億ドルから18億ドルに減少した。この減少は主に、インドおよびオハイオ州の生産施設拡大に関連する資本的支出および営業費用の結果によるもの。 なお、同社の2022年業績見通しは、売上高が24億~26億ドル、営業利益は5,500万~1億5,000万ドルと予測している。これには、8,500万~9,000万ドルの生産開始費用、1,000万~1,500万ドルの工場アップグレードに関連する十分に活用されていない損失、および日本のプロジェクト開発およびO&Mプラットフォームの潜在的な売却に関連する税引前利益は約2億7,000万~2億9,000万ドル。希薄化後1株当たりの予想純利益は0.00~0.60ドル。2022年末の純現金残高は、11億~13.5億ドルと予測されている。ファーストソーラー(First Solar, Inc.)の関連記事