上海超日、2014年上半期売上高が1.7億元で前年同期比42%減少
上海超日太陽能科技(チャオリーソーラー)は、政府の太陽光発電支援策など環境好転にもかかわらず、事業改善に向けた合理化推進のため、2014年上半期(1~6月)売上高が1.70億元と、前年同期の2.95億元に比べて1.25億元、42.2%減少し、そのうちモジュール売上高は0.44億元で前年同期の1.45億元に比べて1.01億元、69.9%減少した。上半期の発電収入は0.86億元で、前年同期の1.05億元に比べて0.19億元、18%減少した。 同社は、資金移動性の危機を抜け出していないため、期限通りに返済できなかった債務が大量にあり、債権者の法的訴訟に直面している。2014年上半期も正常な生産経営に必要な流動資金不足が続き、生産経営に関わる収入は大幅に減少、同時に多額の資産減価を迫られた。同社の2014年上半期純損失は26.10億元で、そのうちの親会社に属する純損失は26.07億元で、前年同期の4.15億元の損失に比べて21.92億元増加した。 2014年上半期に、債権者である上海毅華金属材料有限公司が上海市第一中級人民法院に同社の破産申請を提出、同社は6月26日に上海市第一中級人民法院の通達を受理して破産更生手続きに入り、北京市金杜弁護士事務所上海分所、KPMG華振会計士事務所(特殊普通共同)上海分所が会社の管理人を担当した。 上海超日太陽能科技(チャオリーソーラー)の基本情報と関連記事