レネソーラ、上半期売上高は2,663万ドルと前年同期比63.3%減少
レネソーラ(浙江昱輝陽光能源)は、グローバルな太陽光発電プロジェクトの開発事業が大きく成長を続ける中、2019年第2四半期業績は売上高が当初見込みの1,000万~1,200万ドルを上回る1,356.7万ドルで、前年同期比51.2%減少したが前期比3.9%増加した。 同社の売上高粗利益は1,049万ドルと大幅に増加し、粗利益率は当初見込みの55~65%を上回る77.3%で、前期の2.8%、前年同期の29.5%から大幅に上昇、当期利益は651万ドルと黒字に転じた。第2四半期売上高は、プロジェクト開発事業からの390万ドルと、主に中国での電力販売によるIPP事業からの970万ドルで構成されている。 第2四半期には、米国の19.6MWのユーティリティプロジェクト、ポーランドの11.0MWのDGプロジェクト、中国の5.8MWのDGプロジェクト、カナダの0.6MWのFiTプロジェクトをグリッドに接続した。また、2016年に売却した英国の26.1MWのコミュニティプロジェクトからの残りの310万ドルの売上げを計上した。さらに、X-Elio North Americaと開発サービス契約を締結し、USFourthでは総発電容量12.3MWのtenrooftop DGプロジェクトを含め、中国で2つのプロジェクト会社を売却した。 これにより、上半期業績は事業構造の変革にともない、売上高が2,662.5万ドルで前年同期の7,257万ドルに比べて63.3%減少し、売上高粗利益は前年同期の1,659万ドルから1,086万ドルと34.6%減少、営業利益は498万ドルと前年同期の1,176万ドルから57.7%減少、当期利益は96万ドルで前年同期の586万ドルから83.7%減少した。 2019年は、プロジェクト事業が1億5,000万~1億7000万ドルの売上高を生み出し、粗利益率は20~25%が見込まれている。同社は、下半期のプロジェクト販売による大幅な収益貢献を見込み、2019年上半期と比較して下半期の大幅な売上げ拡大を予想している。第3四半期売上高は、1,500万~2,000万ドルで、粗利益率は35~40%を見込んでいる。レネソーラの基本情報と関連記事