ヴィーナ・エナジー、青森で太陽光発電所2ヶ所16MW着工
アジア太平洋地域で最大級の独立系再生可能エネルギー事業者(IPP)であるヴィーナ・エナジーは、青森県南部町で発電容量12MWの「南部町2太陽光発電所」および4MWの「南部町3太陽光発電所」の起工式を開催した。今回の2件のプロジェクトを加え、国内で建設段階のポートフォリオは19プロジェクト、総発電容量620MWに拡大した。 同社は、青森県内では11ヶ所、総発電容量198MWの太陽光発電所が稼働しており、年間最大7万3,000世帯にクリーンなエネルギーを供給している。同社は国内24ヶ所の太陽光発電所を稼働している。 南部町2太陽光発電所は、17万8,700㎡の敷地に3万6,568枚の太陽光発電モジュールを設置、南部町3太陽光発電所は、6万1,100㎡の敷地に1万2,177枚の太陽光発電モジュールを設置する。両発電所の建設で120名の雇用創出(ピーク時)を想定している。 商用稼働後は年間およそ21,509MWhを発電し、最大4,284世帯にクリーンで再生可能なエネルギーを供給する。また、石炭火力発電との比較で、年間最大1万2,801トンの温室効果ガスの削減と約2,000万リットルの節水が可能。 ヴィーナ・エナジー・ジャパンは、合計出力11GWを超える開発・建設・稼働中の太陽光発電と風力発電資産を有するアジア太平洋地域で最大級の独立系再生可能エネルギー発電事業者(IPP)であるヴィーナ・エナジーの日本法人。ヴィーナ・エナジー・ジャパンは本社(東京都港区)および国内15拠点、商用稼働中の太陽光発電所24件(総設備容量449MW)を有する。 国内では、太陽光発電事業は日本再生可能エネルギー、風力発電事業は日本風力エネルギー、運営管理はNREオペレーションズ、建設工事等の施工管理はヴィーナ・エナジー・エンジニアリングが行っている。 ヴィーナ・エナジーは、シンガポールに本社を置き、アジア太平洋地域9ヶ国(シンガポール、日本、韓国、台湾、タイ、インド、オーストラリア、インドネシア、フィリピン)で、太陽光発電事業と風力発電事業におけるプロジェクトの開発・設計・調達・建設・運営管理を統合的に行っている。その他地域企業の関連記事