チャイナサナジー、第1四半期出荷量は161.6MWで26.2%減少
チャイナサナジー(CSUN/中電光伏)は、2015年第1四半期セル・モジュール出荷合計が191.9 MWで、2014年第4四半期の305.4 MWに比べて37%(113.5MW)減少した。30.6 MWのOEM契約分を含むモジュール出荷量は161.6 MWで前期比26.2%減少、0.4 MWのOEM契約を含むセル出荷量は30.3MWで65.0%減少した。前期と比較した総出荷量の減少は、主に中国と欧州市場への低水準の出荷によるもの。 売上高合計は、9,150万ドルで前年同期比45.8%増加したが、2014第4四半期の1億2,670万ドルから27.8%減少した。自己ブランド製品の売上高は8,430万ドルで前期の1億1,840万ドルから28.2%減少し、OEM契約に基づき製造された製品の売上高は660万ドルで前期の740万ドルから10.8%減少した。 売上高の前期比減少は、主にセル・モジュール出荷量の減少によるもので、OEM契約によるセル・モジュール売上高は660万ドルと総売上高の7.2%を占め、自社ブランドによるセル・モジュール販売による売上高は8,430万ドルで売上全体の92.1%を占めた。 2015年第1四半期売上高の78.3%をアジアが占め、このうち中国が32.6%、日本が21.8%、インドが23%を占めた。第1四半期の欧州向けは総売上高の12.1%、北米は10%を占めた。 第1四半期の自社ブランドのモジュール平均販売価格(ASP)は、前四半期のワットあたり0.59ドルと比較して、0.58ドルと0.01ドル低下し、自社ブランドのセルは前四半期のワットあたり0.31ドルに比べて0.27ドルと0.04ドル低下した。自社ブランドのセルのASPの低下は主に弱い市場の影響と同社のいくつかの低い変換率セルの処分によるもの。 第1四半期のブレンドウェハコストは前期横ばいのワット当たり0.22ドルで、セルの製造換費用は前期のワット当たり0.12ドルに対して0.13ドル、モジュールは前期横ばいの0.18ドル。セル製造コストの1セント増加は当期の低い出荷が主な要因。 2015年第1四半期の売上粗利益は1,030万ドルと前期比98.3%増加し、粗利益率は前期の5.2%に比べて11.3%に増加した。売上粗利益および粗利益率の増加は、自社ブランドのモジュール出荷増と材料コストの低下が主な要因。自社ブランドのモジュール売上高比率は83.4%と、2014年度第4四半期の72.9%から増加した。 第1四半期末棚卸資産は、主に出荷の減少が原因で8,040万ドルと2014年12月31日の5,290万ドルから2,750万ドル増加した。 チャイナサナジー(CSUN/中電光伏)の基本情報と関連記事