パナソニック、ソーラーランタン寄贈台数が累計10万台に到達
パナソニックは、インドネシアにソーラーランタン5,004台を1月30日に寄贈し、2013年より実施している世界の無電化地域に対しソーラーランタンを寄贈する「ソーラーランタン10万台プロジェクト」で、寄贈台数が目標の10万台を超え、10万2,716台に到達した。5年間の活動での寄贈先は合計30カ国・131団体・機関となった。 同プロジェクトは、「事業を通じて社会の発展に貢献する」ことを基本に、パナソニックの技術・製品を活用した企業市民活動(社会貢献活動)の一つ。新興国・途上国の無電化地域などで生活を送る人々の数は約11億人。医療、教育、経済などの分野で、明かりが無いことに起因する社会課題解決を目的に、同社は2013年2月にプロジェクトを立ち上げた。パナソニックの創業100周年にあたる2018年までに合計10万台のソーラーランタンを無電化地域に届けることを目標に活動してきた。 NPO/NGOや国際機関と協力して無電化地域の人々に届けられた明かりは、「教育」「保健・医療」「女性の自立支援」などの分野における社会の課題解決に寄与し、国際社会の共通目標として国連が定める「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献してきた。 同社は、今後も無電化地域に暮らす人々に明かりを届ける活動を継続。同プロジェクトでは、国内の社員が社内福祉制度を通じて寄付を行うことができたが、これに加えて、社員以外からも明かりを届ける活動に寄付が得られるよう、2018年4月より新たにクラウドファンディングでの運用をスタートする。WEBを通じてグローバルに誰でも参加でき、小額から手軽に寄付できる。この取り組みによりさらに活動の輪を広げていく。パナソニックの基本情報と関連記事