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テーマ:今日の健康状態は?(10521)
カテゴリ:***** 生物 *****
病気というのは侮れないものです。
今日は珍しく、NHKスペシャル「新型インフルエンザの恐怖」のお話です。 H5N1型の鳥インフルエンザの人への、さらに人から人への感染が確認されました。 流行すれば、日本でも64万人の死亡が予想されています。 治療法に確証が得られておらず、誰も免疫のない病気は恐ろしいものです。 流行すればワクチンも足りず、誰からワクチンを投与するかという、救うべき人の残酷な選択をしなくてはならないとのことです。 私はインフルエンザも肺炎も経験があります。 しかし、最も恐ろしかったのはマイコプラズマ感染症。 症状の軽いマイコプラズマ感染症を、私は単なる喉の不具合と思っていました。 しかしその不調は約2ヶ月続き、そこでさらに風邪を引きました。 すると喉が腫れあがり、声がまったく出なくなりました。 喉からかすれ声さえ出ない体験は初めてで、急遽、通院を始めます。 病院でも、筆談でしか症状は伝えられません。 そして抗生物質を投与し始めますが、まったく効きません。 マイコプラズマには、抗生物質は効かないのです。 40℃の高熱が出て、1週間で体重は10kgf近く落ちました。 声も出ず、点滴を打ちながら、ようやく恐怖を感じ始めました。 ここで、マイコプラズマではとの診断で薬を変え、急速に回復に向ったのです。 適切な医療処置が受けられない場合、病気は恐ろしいものです。 マイコプラズマ感染症の様に弱い病気でさえ、もし薬や点滴が足らなかったら助からなかったかもしれません。 ましてや新型インフルエンザなら。 その後、私はうがいや手洗いを励行し、少し調子が悪いとマスクをするようになりました。 それ以来、重い風邪を引くことはなくなっています。 過剰反応は不要ですが、防衛策をとって損はないでしょう。 ―――――――――――――――――――――――― 「鳥インフルエンザ、日本で64万人死亡も 中国で人に感染」 (1月11日21時35分配信 産経新聞) 中国で10日、鳥インフルエンザの人から人への感染例が初めて確認されたが、このウイルスが人に移りやすく突然変異して「新型インフルエンザ」として上陸したら、どうなるのか。日本では64万人が死亡し、経済的にも損害が約20兆円に達すると未曾有の被害が予想されている。一部企業は極秘で対策を進めているが、欧米系企業と比べ、大半はまだ危機管理の意識が薄いようだ。(津川綾子) 鳥インフルエンザが人から人に感染し死者が出たのは、これまで東南アジアを中心に数例報じられていた。中国衛生省が10日、南京市の男性が、鳥インフルエンザ(H5N1)に感染・死亡した息子から感染したと発表。専門家の間では鳥インフルエンザが人に感染しやすく変異した「新型」の発生が時間の問題といわれており、日本上陸も現実味を帯びてきている。 実は、日本でも最悪のケースを想定して、シミュレーションがされている。 《1人のビジネスマン(東京在住)が海外出張先で鳥インフルエンザの「新型」に感染して帰国。だが、感染に気づかず電車で会社に通勤した場合、帰国から10日目には首都圏で22万4000人が感染。京阪神にも飛び火し、2万4000人が感染する》 国立感染症研究所はこのように、人に免疫がない「新型」がまたたく間に全国へと広がると予測。厚生労働省は国内で1人の発生から2500万人が感染して病院に行き、約2カ月で64万人が死亡すると推計している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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