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テーマ:天気の話!(1666)
カテゴリ:***** 伝記 *****
雷雨の中で、空に凧を揚げる。
雷が電気と証明した、ベンジャミン・フランクリンの有名な実験です。 しかし今日では、フランクリンはこの凧揚げをしていないと言われています。 それは実際に凧揚げしようとすると、様々な矛盾がわかるから。 彼はこの実験の手順を、次の様に説明しています。 ・凧は杉の角材と絹布で作る ・凧の先端に針金を付け、麻ひもを垂らす ・麻ひもの下端に鍵をぶら下げる ・麻ひもに短い絹ひもを付けて絶縁し、感電を防止する ・絹ひもが濡れると感電するので、凧は部屋の窓から揚げた 公開実験が当たり前の時代、彼はなぜこの実験を公開しなかったのでしょう。 なぜ実験日と場所が示されず、後に告げられた実験日が4ヶ月も前だったのでしょう。 その答えは、この実験が実際には再現できないことと関係があると思われます。 追試験をした人は、次の様々な矛盾に気づきました。 ・当時の家の鍵は多すぎて、凧で揚げられなかった。 ・フランクリンの絵もそうだが、麻ひもに触れて感電してしまう。 ・部屋から凧を揚げると、窓枠にひもが触れるか、絹ひもが雨に濡れて感電してしまう。 このフランクリンの実験は、実際にはできません。 フランクリンは凧の実験を提案しました。 しかし彼が実験したと主張する日は、1752年6月。 実際には、1752年5月に、フランスのトマ・ダリバードが凧揚げの実験に成功しています。 実験日を追及されたフランクリンは、嘘の実験日さえ間違ったのでしょう。 自分が考えた実験の成果を取られてしまう。 その思いが、焦った彼に嘘の実験を主張させたのでしょう。 今日では、フランクリンの凧揚げの実験の絵が、教科書などで掲載されることも減りました。 この絵が忘れられれば、彼の黒歴史も消えていきます。 偉大なアメリカ建国の父、フランクリン。 誰にでもあやまちはあるものなのです。 **** 「楽天商品 何も考えずに楽しもう!」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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誰にでもあやまちはあるものなのです~そうですね。
(2019.04.12 22:08:15)
フランクリンの実験の話、小学校時代に雑誌で読みました。
なるほどと思っていたのですが、高校2年の物理の授業で、 担当の先生が、フランクリンの実験は再現不可能と 説明してくれ、目から鱗でした。 (2019.04.12 22:38:51)
おはようございます。凧揚げは、したことはありません。でも一回やりたかった魚つりのようにしてみたかったです。
お転婆な私は兄のともだちとよくあそびました。 でもむつかしい事はわかりません。 カミナリはただただ 小さい頃は訳が分からずこわいだけでしたが、ちゃんとわかっていたらむやみに怖がらなかった、と思います。そういう意味でもこういうことは解明するのが理解につながりますね。 (2019.04.13 09:21:35)
こんにちは。
フランクリン=凧揚げ実験。昔は定説だったけど、今は不可能が 証明されたのですね。 天国のフランクリン、神様相手に凧揚げやっているかな? ご心配かけました。今度あったら警察にいきます。 (2019.04.13 12:35:54)
私はご存知食物栄養科だったので、毎週実験の授業がありました。
上記のような実験は別分野のようで「全く関係ない。」ではありませんね。 改めてこちらのBlogに、commentありがとうございました。 じょーとーむんとは沖縄の方言で「 良いもの、良質なもの」という意味です。 沖縄移住して20年以上にもなるのに、今の今まで耳にしたことなかったので てっきり八重山だけで、遣われているのかと思いました。 その八重山だって、移住してもう16年が経過しましたが。 以前石垣市給食Centerが、新築移転したことを Themeにしたのを覚えてますか? 石垣市立小中学校は市街地の学校が、この給食Centerから配食され 北部である島の外れは各校単独調理方式になっております。 ほとんどが小中併設されてますが、小学校のみの小規模校も何校かあります。 そのための「島おこし」を生徒たちのためにと言うわけで 実施されたeventだったわけですね。 私も行けば良かったかもなあ。 (2019.04.13 16:02:29)
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