|
カテゴリ:***** 伝記 *****
新型コロナウィルスへの対策が佳境となっています。
今日はウィルス関連の話題をしましょう。 サディ・カルノーは19世紀初頭のフランスの軍人であり、物理学者でした。 1824年、カルノーは熱力学の歴史に残る画期的な論文を発表しました。 しかしその論文の重要性は学会で認知されませんでした。 間もなく1830年、フランス7月革命が勃発。 カルノーも研究を中断しました。 革命後にカルノーは研究を再開しましたが、1832年、彼はコレラに感染しました。 そして、わずか2ヶ月後、彼は36歳で他界しました。 彼の研究の記録は、コレラの2次感染を防ぐため、大半が焼却されました。 そして、わずかに彼の研究ノートが残されました。 彼の業績は失われかけましたが、19世紀後半に再評価されます。 熱と仕事を関連付ける彼の研究成果は、コレラの流行さえも消し去れませんでした。 その後、彼の名前は熱機関「カルノーサイクル」に残されました。 熱力学のパラメータ「エントロピー」の記号”S”は、彼の名前サディにちなみます。 彼の業績がなければ、自動車のエンジンは生まれませんでした。 今日の人類の繁栄は、パンデミックへの勝利の歴史であることを忘れてはなりません。 【楽天商品: 低価格な空気マグネシウム電池車】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[***** 伝記 *****] カテゴリの最新記事
こんばんわ~♪
サディ・カルノー、初めて耳にする学者さんですが・・・・・ 研究成果は大きな影響が有ったようですね 不運だったのはコレラが蔓延した時代だった事でしょうか 新型コロナウイルスの話題は毎日テレビで耳にします 今後どうなるのか気になります お仕事柄移動も多いKopandaさんも、気を付けてくださいね (2020.02.17 20:58:49)
こんばんは
そういえば野口英世も黄熱病の研究をしていたのですが、御自身も黄熱病でお亡くなりになっていますね。 (2020.02.17 21:39:59)
感染予防学がなかなか一般に普及していないように思います。
恐怖よりも知識が大事かと。 (2020.02.17 22:51:14)
~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます。(#^^#)
コロナウィルス、2年、掛かるとテレビで言っておりました。 2年のうち、どれくらいの死者が出るのでしょうね。可哀想ね。 (2020.02.18 07:27:41)
コレラも本当に恐ろしい病気と知ってましたが
サディ・カルノー氏といったコレラに対して 熱心に研究されてた学者がいらしたのですね。 しかし、そのコレラに罹って命を落とされてしまい 残念な思いを残されたでしょうね。 (2020.02.19 15:05:09) |