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寺院では、迫力のある石像に出会うこともあります。
例えば、愛知県東海市 王林寺の風神・雷神。 まずは、風神。 そして、雷神。 仁王像の代わりに、山門を守れそうな力強さ。 風神雷神と言えば、俵屋宗達の風神雷神図を連想します。 (画像出典: ウィキペディア) よく見ればこの屏風絵は、少し奇妙な構図です。 風神も雷神も絵の隅で、今にも見切れそう。 それなのに、中央には広い空間があります。 この屏風絵が俵屋宗達の作品という証拠は、どこにもありません。 作者の銘も一切ありませんが、誰もが俵屋宗達の作品と信じています。 風神雷神図を見ていると、屏風の中央の金の空間に、心が引込まれてしまいます。 気がつけば、左に風神、右に雷神。 嵐が迫るただなかにあって、不思議なほどに心静かでいられるのです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ ※ 陶器で見る風神・雷神 【 九谷焼 風神 / 信楽焼 雷神 】 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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