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カテゴリ:旅行・ドライブ
私は現役時代に柳川下りを2回経験した。社内旅行と本社の人間を案内しての2回である。 その2回とも好天気で楽々と川下りを楽しんだ記憶がある。 ところが今回は昼食を済ませて外の出たころから小雨が降りだして船着場に到着した時にはかなりの雨になっていた。橋の下を通過するので傘は持ち込めないということで簡易カッパを渡されて、全員上のような格好で乗船した。 船は柳川下りの名所と言われる柳の横を通過。 私たちの船頭さんはおじいちゃんだったが、その案内の声や歌を聞くとまるで少年かと錯覚するくらいの声音を出していた。外国人のお客さんにはどのような対応をするのかと乗客の中から質問した人がいたが、何か国語がの簡単な言葉を勉強されているようで ひったまがった。(鹿児島弁で驚いた) 先日、長崎に行った時のブログで「さるく」という言葉は鹿児島弁かと思っていたら長崎でも使われており、帰って調べたところ「さるく」はほぼ九州一円で使われている言葉と書いたが、今回船頭さんが船が曲がることを「まぎる」と連発していた。この「まぎる」も鹿児島弁かと思っていたので驚きの一つだった。まだ調べていないがいずれ調べてみよう。 柳川と言えば表題にも書いた「北原白秋」。 白秋は1885年、現在の熊本県南関町で誕生したが、育ったのは現在の福岡県柳川市だという。 詩人、童謡作家、歌人と言われる。 有名な歌としては「雨降り」「砂山」「からたちの花」「この道」「ペチカ」「待ちぼうけ」「城ヶ島の雨」などなど、たくさんの歌の作詞をしている。 私たち男声合唱を経験したものにとっては、欠くことのできない組曲「柳川風俗詩」がある。 作曲は多田武彦。混声合唱にも編曲されているそうだが、混声では歌ったことも聞いたこともない。 「柳河」「紺屋のおろく」「かきつばた」「梅雨の晴れ間」の4曲で構成された無伴奏曲である。 私も大学時代から、現在のそのOB会の楠声会までいろいろな演奏会で歌ってきたし、男声合唱団が合同で演奏するような機会にも歌う有名な曲である。 来年4月28日(日)の創立70周年記念演奏会でも歌うことになっている。 このような橋の下を通過したり、まぎったりしながらの40分の柳川下りも雨が降っていたにも関わらずあっという間に終わった気がした。 柳川を下船後向かったのは「高橋総本舗」。野菜のジャガイモと玉ねぎの詰め放題と「博多豆せんべい」詰め放題への挑戦である。写真を写したつもりだったが、そこの写真は一枚もなかった。 詰め放題に夢中になって忘れたか? とにかく証拠は持ち帰った商品のみ。 たくさん詰める方法など袋を使って実演もあったが、少し離れていたのでよく見えず、結局自己流でやって大きな成果はなかった。これも愛嬌である。それでもここで2000円のクーポンで買い物もして、持って行ったリュックサックでは入らず、買物袋にまで入れて持ち帰った。 帰りは、新船小屋駅から16時1分発で7時21分には鹿児島中央駅に帰り着いた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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