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カテゴリ:トルコの手工芸
嫁入り道具として用意されたたくさんの布たち。 それぞれに思いや祈りを込めて、地方や部族、独特の文様を縫い込みます・・・・・。 「布支度」シリーズ。 第12回は5色の金属糸で刺繍された布 手織りのコットン糸の上に金属糸での刺繍。 縁にもシルク糸に金属糸を巻きつけたもので、レース編みが保施されている。 裏はクッションカバーのように、ブルーのシルクの布で覆われているため、刺繍の裏をお見せすることはできないけど。 このタイプのものは装飾として作られたものだと想像する。 以前は骨董屋などで古いお家から出たまま額装されたものを見ることがあった。 私が持っているものは小さい50×50cmのものであるが、通所、これとセットで100×100cmサイズのものが作られる。 大きいものは実は手放した。 同じように中央部にオスマン文字風のぐにゃぐにゃしたものと周囲の装飾モチーフで成されている。 ハッチ(十字架)があるのかと思うと、その周囲に細長い半円があるところを見ると、トルコの月と星。 刺繍は極細の金属糸。 しかも薄いベージュ、グレー、濃いグレー、グリーン、ベージュの5色。 金属糸でこれだけ密に刺繍するのも手間のかかる作業だったと思う。 にほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 28, 2015 07:26:24 AM
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