|
カテゴリ:トルコの手工芸
マニサのある地方の古い木版プリント布。
手彫りでくりぬいた型を使って、手で色版を押していきます。 木版と言えばトカットが有名ですが、実はそれ以前、それ以降もトルコのいくつかの地域で盛んに、または密やかに行われていたそうです。 (現在はほぼ閉鎖して、その痕跡を辿ることもできないことが多いですが。) そのため地域ごとに独特の発展をしたものもあります。 ここのバスクは厚めの手織りコットン布に押されています。 推測現存するもので70-80年前のものだと思います。 大きなサイズのものは、カバー、ボフチャと呼ばれる風呂敷などに作られたことがわかります。 ただ手織り布を使っているため、幅がないので布を継いでから版を押しています。 それより小さな40×70cm程度のものをよく見ますが、2本の紐がついているものは前掛けとして作られたのかと想像します。 ここのバスク、実は最近、お家から出始めて手に入れることができます。 というのも、私がこの地で前掛けのバスクを見て、この地で代々骨董屋を営む知り合いに尋ねたところ、最初はそんなものに興味があるの? と不思議に思ったようですが このところ意識してお家から集めてくれています。 こうして私はお金が右から左への日々を過ごしています。 ------------------------------- ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ ミフリ&アクチェ にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 その他・全般ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 21, 2018 01:00:06 AM
[トルコの手工芸] カテゴリの最新記事
|