ターキッシュエアラインズのチケット巡る狂騒曲

April 11, 2024

カテゴリ：日本滞在記

今回の帰国が決まって、年末12月に残っていたマイル30000milと税金2912.99TL(約1万4500円)を支払って日本行きの航空券を購入した。往復分のマイルはなかったので片道分だけ。

復路はあとで買えばいいやと思い、年が明けて1月になってからこちらは28112.71TL（約14万0600円）。往復で買うよりも割高にはなるけれど往路がマイルを使ったので実質往復で31025.70TL（約15万5100円）の支払いで、まあ仕方がないと思っていた。

出発の日、夕方に局地的でかつ集中豪雨がアンタルヤを襲った。
その以前の豪雨で道が洪水になり通行止めになったことを思い出して、早めに家を出た。
すごい雨だったけれど途中までは普通に進めた。
ところが雨が止んだあたりで前方のクルマが動かなくなり始め、迂回路を探しつつ移動した。
スマホで道路状況を見るとバイバスも市内は渋滞を示す赤色ではあったが、空港へ向かう道は特に何もないようでとにかくそこに出ようとした。
ところが思わぬところで前のクルマが立ち往生した状態で全く動かなくなってしまった。
Uターンできる場所もなく、後続車が詰まっていて後戻りもできない。
クルマを捨ててタクシーに乗り換えるにもタクシーも同じ状態である。
空港行きのトラムも動いていない。

通常だったら30分かからない道だが、既に1時間以上動いていない。
この状況でこのまま立ち往生になった場合、間に合わないかもしれないと思い、チケットが無効になるぐらいなら大事をとって明日の便に変更しようと考えて、まだ飛行機の出発まで3時間弱あったが、車中からターキッシュエアラインズに電話をしてチケットの変更をした。

最初はアンタルヤからイスタンブールまでの国内線だけ同日の1本遅い便にしてもらえば間に合うと思って頼んだが、国際線と連動しているチケットだからそれはできないと言われた。
仕方がなく翌日の同じ便に変更をすることにして、電話の向こうのオペレーターの指示に従って、マイルの不足分25000milと罰金3918.66TL（約1万9500円）をカードで支払った。
マイルは実際は15000milしかなかったので、10000mil分を9388.65TL（約4万6900円）支払って買った。
マイルで買ったチケットはマイルでしか変更できないと言われたからである。

そして翌日のチケットに変更したのであるが、なぜか発券ができないと言われ、30分後にこの件について問い合わせするように言われた。

30分後にターキッシュエアラインズに連絡を入れて、チケットの件を問い合わせした。しかし担当が同じ人とは限らないので最初から説明をするはめになった。事情を知らないその人は明日のチケットの予約は入っているが支払いをしたいのか？　と言う。
支払いはしているし、チケットの発券をお願いしたいと告げても要領を得ず、支払いしないと発券できないとの返答。

支払いはしている、確認して欲しいと何度か説明した後に、ああ、たしかに支払いされてますね・・・とホッとしたのもつかの間、システムで発券ができない状態になっていると。
さらに時間をおいて問い合わせするように言われ30分後に電話をした。
もちろんまた別の人が電話に出るので最初から同じ説明をしないといけない。

私のターキッシュエアラインズのアプリではチケットの日付が変更済みで表示されているのに、発券してもらえず、4人目のオペレーターからお客様相談窓口に連絡して欲しいと言われ、そちらに連絡した。
そうこうしているうちに出発時間が過ぎ、ふとアプリを見ると、翌日に変更されていたフライト情報が姿形もなく消えていた。

相談窓口はサイトの問い合わせフォームで連絡しなくてはいけないらしく、すぐに内容を書いて送った。
念のためにアプリの変更済みのフライト情報をスクショしていたので証拠は残っていたが、それがなかったら私のチケットが変更された上で存在していたことを証明することができなかったかもしれない。
私が時間までに飛行機に乗らなかったため、チケットは無効になった・・・で終わらされても仕方がない状態であった。

とにかく私は明日の飛行機に乗らなければならないので、その旨を強調し、すぐに発券して欲しいとフォームで連絡。その返答が7日間以内にされると自動返信のメールが来たもので、ターキッシュエアラインズに電話して事情を話してすぐにでも電話を繫いでくれないか頼んだ。

私は仕事で帰国するので、カードで罰金3918.66TL（約1万9500円）と10000mil分を9388.65TL（約4万6900円）、つまり13307.31TL（約6万6400円）を支払って変更したはずの明日の同じ便に乗りたいと懇願した。
7日間も待てない。
しかし調査に時間がかかるのでなるべく早く返答する・・・のみで、いっこうに解決しない。

あらゆる手段で問い合わせをし、ターキッシュエアラインズのお客様相談窓口からの返答を待っていたのだが、ストレス状態が続いてゲロ吐いた。
ここまで私の落ち度は全くないはずである。
規定に従って、飛行機が飛ぶ前に罰金3918.66TL（約1万9500円）とマイル15000milと不足分を補うために新たに購入した10000milの支払い9388.65TL（約6万6400円）を支払ってチケットを変更しただけ。
無料で交換しろとか一切ごねていないし、オペレーターの言うがままに手続き、支払いをした。
普通のチケット変更である。

そして変更されたフライト情報がアプリに掲載され、よかったと思っていたら、チケットが発券されず、フライト情報も本来の日付の飛行機便が出発したことで消滅していたのだ。
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オヤマニアの会オヤ本第2弾発売のお知らせ

エーゲ海地方イズミールのオデミシュのイーネオヤに限定して208点のモチーフをカラー写真でモチーフ名と共に掲載しています。さらに12種のモチーフと土台、間のゲートの作り方も。

タイトル：Ödemiş İğne Oyaları - オデミシュのイーネオヤ
（日本語・トルコ語・英語併記）
オヤマニアの会編
サイズ：21.0×29.7cm　A４版
ページ数：88ページ　フルカラー（オヤ208点、作り方14点）
重量：約450g
発行予定日：2024年3月
ISBN：978-625-99032-1-7
発行元：ミフリ出版

ご注文、お問合せ窓口は
◇オヤマニアの会：instagramまたはe-mail
◇イーネオヤロゼット: https://igneoya-rosette.ocnk.net/
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オヤマニアの会のオヤ本第1弾。

アイドゥンエフェオヤ（31点）、アイドゥン（15点）、キュタフュヤ（29点）、カスタモヌ（７点）、ブルサ（29点）、ナウルハン（13点）、エーゲ海地方（22点）など、トルコ各地の貴重なアンティ―クイーネオヤ146点を掲載しています。１目1目が見えるようにに撮影していますので骨董オヤの再現にも参考になるかと思います。

古いイーネオヤはトルコに来ても特定の博物館でしか見ることができません。
博物館レベルの個人所有のイーネオヤコレクションをまとめた世界初無二のトルコのオヤ本です。
1ページに全体画像とモチーフの拡大画像、データとして地域、モチーフ名、素材、サイズが表記されています。トルコのオヤ好きさんはもちろん、レース、手仕事、手芸、民族文化、古いもの、美しいものなどに興味ある人にオススメです。

タイトル：OYA Traditional Turkish Needlelace
（日本語・トルコ語・英語併記）
オヤマニアの会編
サイズ：21.0×29.7×1.4cm　A４版
ページ数：160ページ　フルカラー
重量：約840g
発行予定日：2023年７月
ISBN：978-625-99032-0-0
発行元：ミフリ出版

お申込み、お問合せ窓口は
◇オヤマニアの会：instagramまたはe-mail
◇イーネオヤロゼット: https://igneoya-rosette.ocnk.net/
◇ミフリ：（下のリンクにある）ミフリ＆アクチェのショッピングサイトで発売中！

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