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カテゴリ:ミュージカル・演劇
9月3日 京都芸術大学(旧京造)の京都芸術劇場春秋座にて、6日まで行われる立川志の輔独演会に
行ってきました。 当日券はなし。 検温やら消毒液、マスク着用は そんなの序の口、当たり前。 長い通路に矢印線、 劇場では当然だろうと思われる、 モギリは自分で、紙類は袋で自分でとる、 退席は順番にアナウンスごともやって、 半券には連絡先を書き、 それに使った鉛筆は、使用したら消毒するために別の箱に入れる。 そういうことがされてました。 かなり早目に開場したので、 座席で待機。 もちろん座席は市松模様。 志の輔さんの落語会は 面白くて人気というので、 楽しみにしてました。 チケット発売に気づいたのが遅かったので、 もう二階のバルコニーしかなかった。 幕前や幕間のお囃子は録音だと思われるけど、開演ブザーがなったら始まるお囃子は、 幕の向こうから聞こえる生演奏。(たぶん^^;) 胸が高まります‼️ あ〜幕が開く前のドキドキ。 それは宝塚でも、志の輔さんでも変わらないのです!(あ、何気に失礼?😅) 前座があって、八番弟子さんが出てこられて、あ、そうか前座があるんだと 一瞬思いました、正直。 志の大さんも一瞬で感じられたんでしょう、 客席の圧を。 皆さん、志の輔師匠を今か今かとお待ちでしょう、 みたいなことをすぐ言われました😉 そして、志の輔さん、登場。 大きい人に思えました。 「ガッテン」でおなじみの大きな声で、 全体にとても聞きやすく、わかりやすく。 枕で、コロナ周りの話をかなりたっぷりと。 面白かったですよ。 最初の話の「親の顔」は、可愛らしくもあり、笑える話。 2つ目の「徂徠豆腐」は、人情噺というのかな、 笑いつつも、人の姿が浮かんできて味わい深く、 う~ん、なるほどなあとしみじみと思うところがありました。 2つ目のほうは、豆腐屋さんが豆腐を水から出してきて 売るシーンの、水を切るところとか、 それを買って食べる、長屋に住む貧乏学者の食べる仕草が 落語らしく楽しめます。 豆腐を食べるところは、最初のほうの貧乏学者が食べるところと、 最後のシーンで、かつての貧乏学者と思っていた人が実は立派に出世した 人でという、同じ人が同じ豆腐を食べるんだけど、 時がたって状況が変わって、いろんなことがあったという中で 再び出会ったときの豆腐を食べるシーンというのは、 同じ仕草で食べるんだけど、違うように見えるんですよね。 同じだけど違うものというのは、 時がたって、事情が明らかになったということ、 時が過ぎていく間、忙しさにまぎれつつも、 ずっと心に残っているものはあり、 それが最後に報われるということはある-- さっきよりちょっとゆっくりやっているのもあるでしょうし、 客席もまた、2人のやりとりも聞いたし、ずっと話を追ってきたので、 まあ、息を詰めて見ているところもあります。 大注目の中での豆腐を食べる仕草、目玉のシーンだなと思いました。 そのシーンのときには、改めてスポットライトが当たるような、 きらきらが舞い降りるような、 そんな気さえしました。 豆腐屋さんのおじさんというのも、 単純なようで、ちょっと味がある感じ。 おかみさんとかおばさん役の時も、 なんか乗り移っているようで、似合ってる。 落語って、笑えるのが楽しいというのももちろんあるけど、 1人で芝居の世界をつくって、見えるようにはなして聞かせる というのがすごいな、面白いなと感じます。 2つ目の演目が終わり、幕がおります。 そして、再び幕があき、ご挨拶。 志の輔さんにとって、3月以降、初めての独演会だそう。 無難をとって何もしないという手もあるけど、 春秋座さんは最大の努力をして、チャレンジしてくれた と言う志の輔さん。 それだけやっても何があるか、どうなるか、分からない、 でも、やっぱり生の舞台でなければ味わえないことがあり、 力をもらえることなんだと志の輔さん。 それは、出演者の糧というだけでなく、 観客の私にとっても、日々の生活を送る上で ちょっと先の目標、生きる喜びなのですが、 他の舞台でも、同じ思いの たくさんの人がいるんだと思って、 志の輔さんの挨拶にちょっと涙いたしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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八月末に近くのホールで行われる立川談春さんのチケットとってたのに中止となりました。もう1ヶ月遅ければ行われたかも??
日曜日に久しぶりのオーケストラです。台風でどうなるかと思っていましたがあると思うので楽しみです。オケの方たちも集団としては久しぶりの舞台だと思います。 (2020年09月05日 10時15分08秒)
あきんとんさんへ
そうなんですねー😖 残念。 オーケストラは楽しみですね。 その落語会とオーケストラは、同じホールですか? ホールの判断もあるだろうし、9月以降の、外国から来るわけではない公演でもやめる公演もあるし、事情はわからないですよね。 やっぱり生の舞台はいいですよねー。 満喫してきてくださいね。 (2020年09月05日 10時26分11秒)
はい同じホールです。ホール側の判断ではないかもしれません。
務川くんのピアノの演奏会は春から八月末に、そしてクリスマスイブに2度伸びましたが寒くなるのにあるのかな? 反田くんの演奏会は一年伸びました。 (2020年09月05日 11時41分35秒)
あきんとんさんへ
延びて、チケットそのまま使えるならまだ楽ですね^_^ 払い戻しだけで、再度取り直しというほうが多い気もします。 延期になった公演が、再度延期になったりしないよう祈るのみですが、 ほんとどうなるか、分からないですよね😖 (2020年09月05日 21時03分47秒)
やはり、決断というか思い切りというか英断なのかしら?でも待ち望んでいる人々は、おててをぐーにして会場入りなさったと思います。少しずつでも戻っていって、落ち着いた世界がエンタメに来てほしいです。
ガッテンの志の輔さんの落語、楽しそうでうらやましいですー。いろいろなその場ならではのもの、大切な世界。 首都圏もそろりそろりと動きそうです。 (2020年09月07日 22時37分00秒)
じぇしさんへ
>やはり、決断というか思い切りというか英断なのかしら?でも待ち望んでいる人々は、おててをぐーにして会場入りなさったと思います。少しずつでも戻っていって、落ち着いた世界がエンタメに来てほしいです。 どうなんでしょうか~^^ どこもガイドラインに沿ったらできそうになってきましたもんね。お客が来るかどうかは、演目次第なんでしょうか。絶対行きたいという熱烈なファンがいるかになるのでしょうか。 >ガッテンの志の輔さんの落語、楽しそうでうらやましいですー。いろいろなその場ならではのもの、大切な世界。 テレビだけでは味わえないものってありますね、同じ人でも。 志の輔さん、機会があればぜひ! (2020年09月08日 09時13分29秒)
感染対策 興業側も観客も双方がしっかりすれば
できる範囲も広がってくる! なくしたことを嘆くのではなく できる様にしていく工夫で楽しんでいきたいです。 (2020年09月09日 06時32分24秒)
ぶどう^_^さんへ
>感染対策 興業側も観客も双方がしっかりすれば できる範囲も広がってくる! なくしたことを嘆くのではなく できる様にしていく工夫で楽しんでいきたいです。 ぶどうさんもようやく、外に出られるような気持ちになってきましたか^^ まだまだ身動きとれない人も多いんだろうな、知らないけどと 思いながら、この先、ずっとそのままでいるのもしんどいだろうなと ふと思ったりします。 とはいえ、どうなるかは分かりませんよね~~ 取りあえずは、大きなことや人のことを言ってもしょうがないんで、 手洗いとうがいだけはかなりやって、 電車に乗っても不用意に触らないようにして ずっと普通の生活しています^^; (2020年09月09日 08時47分17秒) |
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