【動詞の変化について】 過去分詞
過去形と過去分詞の区別が判らないという声を聞きますので、解説します。
一般に、broken, had は、過去分詞と言いますが、
過去分詞から過去を取り去って、「分詞」と呼称しても良いです。
むしろ、動詞型形容詞と言うべきですね
現在形 過去形 過去分詞
中学の頃は、come - came - come
run - ran - run
hit - hit - hit
have - had - had などと覚えたものですね。
以前も申しましたが、英語では、時間、それ自体に意味があります。
現在形は、普段から~している、あるいは、習性として~している
過去形は その時~したが、今はそうでない、
現在と過去をつなぐ言い方は、
それ以来ずーと~~している、⇒いわゆる現在完了形ですね
過去分詞は、動詞から派生した形容詞と、私は考えています。
100%の動詞ではありません。
過去形は、以前~した、という意味合いです
過去分詞形は、動作の時間の変化でなくて、(動作の結果の)状態の変化を意味します
昨日何者かが学校の窓を 2-3枚割りました
Someone broke a couple of windows yesterday.
昨日の事ですから、動詞を過去形にして表現します
これが、割られた窓です。
They are the broken windows.
仮に、昨日窓が割られたとしても、
いま、現場に割られた窓があれば、現在であっても brokenと言います。
これは、この場合、過去分詞形は、時間に関係なく brokenですね
しかし、動作(割る)の結果、窓の状態が変化していますので、
brokenとなります。
過去分詞形は、どちからといえば、動作の状態変化に意味があります。
動作による状態変化の際には過去分詞形を使います。
一方、過去形は、動作の時間上の変化ですね
ご参照ください。ご質問は何なりとどうぞ。
ご意見は何なりと
【Ken's Office】
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最終更新日
2006年12月06日 07時51分50秒
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