3.29 JAZZソングによる英語の稽古~序~
名曲~ Take The A Train ~ に付いて
★聞取り課題:ジャズソングによる英語教室を実施中です。
私が実際に色々と歌いながら、英語として稽古をします。
私が一番好きなジャズの歌は、Take the A train. です
大学生の頃からですが、 私は、 英語の発音イントネーション、
英語のリズムを体で覚えようと 必死にジャズを何度も何度も聴いて、
一生懸命に、 米国のジャズ歌手にそっくりに歌える様に、歌ってきました
皆様、ジャズの一番の特長は、同じ歌なのに、 歌手によって、歌い方が
(まるで)違うという事です
この特長が、私の理念(=創意工夫)に合っておりまして、
とても面白いし、飽きないのですね
◎次に YouTube での 音源を記載しました:
サラ・ボーンさんの この Take the A train と
アニタ・オディーさんの この Take the A train は、
同じ歌なのですが、歌い方、スピードが違います:
どうぞ、皆様、クリックして、聞き比べて下さい。
Take the A Train - Sarah Vaughan
http://www.youtube.com/watch?v=-gpSumYMX3I&feature=related
Anita O'Day - Take The A Train
http://www.youtube.com/watch?v=QxG4UD208jI&feature=related
(尚、楽器曲ジャズの Take the A Train は、 デュークエリントンバンドを
お聴きください↓) Duke Ellington: Take The A Train
http://www.youtube.com/watch?v=bHRbEhLj540&feature=related
A Train とは、 a train (1台の列車)ではなくて、 列車の名前です。
ハーレムのシュガーヒル行きの列車の 名称です
ですから、 Tが大文字ですね
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★3.29 聞取り課題:↑の歌で、 歌詞の中で
Hurry! Get on. It's coming. Oh, listen to those rails ( ). の ( )には、どんな単語が入るでしょう?聞取ってみて下さい
↑の二人のジャズシンガーは、違う単語を使っています
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代名詞の訳仕方について、一提案
英語の学習では、これまで当たり前思っていた捉え方や 当たり前の様に
行っていた学習方法や学習を行う姿勢を、 疑問視、否定してもっと、
斬新な発想で、活動的に、積極的に行っていく必要があります。
例えば 1)代名詞を、「彼」「彼女」という風に解する事をしない。
私は、he や sheといった代名詞を 「彼」 「彼女」とは日本語に訳しません。
・He runs very fast.
・She is a good cook. という風に例文があるとします。
英語の発話で代名詞を使う、という事は、既に、Tomなり、Maryなり、
更には、My mother /My uncleなど 本人名や通称呼称名が一度、
セリフで出ていて、そして、この実名や呼称名を省略して、代名詞で言う訳ですから、
彼や彼女という訳語でなく、適当に状況を想定して、
(状況を想定して、というのが大切なのですね)
「太郎」 とか 「花子」、「うちの父ちゃん」、や 「あのおいちゃん」 などと訳語を
充てる方がより自然です。そのほうが英語が身近になります。
弊社では、仕事柄、色々な英語自慢の方や英語を職業にしている皆様に
お会いしていますが、 heやshe they を「彼」「彼女」「彼ら」とか訳する人については
評価しません。「この人は英語を判っていないなあ」 と感じています。
ご参照ください。ご質問は何なりとどうぞ。 【末次通訳事務所】