皆様、こんにちわ。末次通訳事務所・末次で御座います
一昨日の、12月4日は、福岡にて、大学生の英語スピーチコンテストがありまして
審査員(ジャッジ)として、これに参加致しました。
福岡市の複数の大学から、合計12名の大学生が、スピーチを行いました。
1回生、2回生のスピーカーらでした。
私はジャッジとして、各スピーチの後に、その内容に付いて、
質問をする役割がありましたので、私も気を抜かず、スピーチを聴き、審査をしました。
さて、ここで気がついた英語文法の間違いを述べたいと思います
それは、日本人に共通して見られる英語の間違いである為です
1) of の乱用
<[of] = 「の」> と思っている人はとても多いのですが
<[of] ≠ 「の」> ですね。英語の of と 日本語の「の」は異なります
次ぎの様な言い回しがありました:
According to the investigation of 「組織名」(Japan Water Association) と云う場合
スピーカー(話者)が意図したのは、【組織が行った調査によると】 ですが
これは、違います。
the investigation by Japan Water Association という風に by でないと具合が悪いのですね
もし、of の場合ですと、「この組織に付いて調査をする」の意味に受け取られかねません。
この組織が行った調査によると、と云う場合は、 by となります
a book by Soseki. 漱石先生著作の本 ですね
ofの場合は、意味が少なくとも3つあります:
a book of Soseki ⇒1)題名が「漱石」という本
2)漱石先生が永年愛蔵の本
3) 漱石先生の代表作の1冊 となります
of は、「代表・顔」、「永年の所属」という意味合いですね
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2) increase の表現:>increaseには数量基準が必要!
・「高齢労働者の増加」というつもりで、 an increase of aged workers. という様な
表現が散見されましたが、これはおかしいですね
更には、Aged workers have been increasing in Japan. という感じの云い方がありましたが、
これも間違いですね
increase は、程度、数量の増加 ですから
高齢労働者の増加 と云う場合は、
an increase of aged workers in number. とか
The number of aged workers has been increasing. と云う風に
数、in number とか the number of 対象物 という云い方をしないと
正しくないし、良くないのですね
increase は、増えることなのですが、
数量や程度が増える という事ですね
ですので、「数が増える」、と云う風に言わなくちゃならない場合は
in number とか the number of- という云い方が必要となります
ご参照下さいませ。ご質問は何なりとどうぞ!
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最終更新日
2011年12月06日 20時43分39秒
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