『ふくおか経済』2018年 8月号 英語道場 第209回 原稿:
タイトル: 【相手を不快にさせない英語の使い方:その2「本人を前にして」】
Hi there, readers! Hope you all doing fine amid the hot summer!
相手を不快にさせない英語会話手法の続き⇒こちらは学校等で学習した通りに
英語を使っていても、
実はそれは【良くない言い方】だ、という事がよくあります。
前回の宿題:<状況>ロバートさんを上司に紹介します:
「部長、こちらがロバートで、とても優秀なエンジニアです」
学校では次言い方で〇を貰えます:つまり、
⇒[Boss, this is Robert. He’s an excellent engineer.]
このように云えば良いと思いガチですが、
この言い方はお勧めできません。何故でしょうか?
覚えておいて下さい:きっと西洋の言語会話に全ていると思いますが、
本人がそばに居る状況で、
「本人」を指して、he/she を使うのは、本人に疎外感を与える場合がありますので、
本人がそばに居る場合には、その本人の名前(first name)や
ニックネームで云ってあげましょう!そのほうが前号で説明した通り、
名前/愛称で呼ぶと親密さが生じて、英語文化ではそれが丁寧になります。
ちょっとした気配りをしましょう、という事です。
上記事項は日本語文化でも応用できる事ですね。
次に、会話の中で、
【Do you know anything about their new product?】(新製品の情報は?) と訊かれて、
「いやぁ、分かりません」と返す場合:【I don’t know.】 は多少冷たい印象がありますので、これよりも、【I’m afraid I’m not sure.】の方がより丁寧になります。
こちらを使う事をお勧めします。1日に100回以上/1週間、ずっと【I’m afraid I’m not sure.】と発言する練習をしたら、スッと言えるようになります。
さらに英語に習熟すると、
この場合、not(つまり「否定語」)を使わないで、
「分かりません」という言い方があります。
それは、【I wish I knew.】です。これは学校では「仮定法」という用語で 習いますが、
この欄ではこうした古臭い文法用語は用いません。
【「実際の否定的な内容」を「前向きな言い方」で表現する手法を次号より、
ご紹介し練習しましょう。さて、課題です:英語で書類に必要事項を書く際に、
【Please Write in Print】と指示がありました。これはどんな指示内容でしょう?
Pls enjoy thinking of this for a month.
Thanks & Have a Nice Business!
質問は、fuku@eos.ocn.ne.jp 迄// Presented by Ken Suetsugu