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カテゴリ:樹木
☆ウォーキングコースでは、カバノキ科クマシデ属のアカシデ・イヌシデ・クマシデが多く見られます。それぞれの花穂を観察できるようになりました。これはアカシデの花穂です。イヌシデ・クマシデが大木になるのに対して、アカシデは小型の落葉高木で、庭や公園にも植えられ床柱としても用いられています。
☆アカシデの一年枝と葉柄は赤く、イヌシデ・クマシデに比べて葉の側脈が少なく12本以下です。写真では、10~11本見えます。 ☆アカシデ(赤四手)の名は、若芽が赤く秋に美しく紅葉すること、四手(紙垂)はしめ縄や玉串などにつける細長く切った紙のことで、花が枝に垂れ下がる様子から。 ☆これはイヌシデです。イヌシデの花穂は、短いようです。イヌシデは、シイタケのほだ木や庭園木として利用され、シイタケ栽培ではクヌギ・ナラに続く原木として利用価値が高いそうです。 ☆イヌシデの葉の側脈は、アカシデより多く12~15本です。写真では、12~13本見えます。 ☆イヌシデ(犬四手)の名は、「犬」は一般的には役に立たないものにつける接頭語ですが、利用価値が高いことから、家具材・建築材に用いられるクマシデよりは利用価値が低いことから名付けられたなどの説があるそうです。 ☆クマシデの花穂です。果苞が蜜で太いのが特徴です。クマシデは、材が堅いので家具材・建築材・農具の柄などに用いられるそうです。 ☆クマシデの葉の側脈は、アカシデより多く20~24本です。写真では、20本以上見えます。 ☆クマシデ(熊四手)の名は、シデの仲間では果穂が最も大きいので「熊」の名がついたそうです。 ☆モミジ(カエデ)の実です。密着した2つの種子のそれぞれから翼が伸びる翼果です。モミジ(カエデ)の種名は確認していません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.05.13 04:19:21
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