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カテゴリ:園芸植物
☆ウォーキングコース(玉川上水)で、ホオズキの花が咲いていました。「ホオズキの袋は、花が終わった後に筒状の萼が膨らんだもの」ということなので、花からホオズキの袋ができるまでを観察してみることにしました。
![]() ☆ホオズキ(酸漿、鬼灯)は、ナス科ホオズキ属の多年草です。ナス科らしい5角形の白い花が、6月から7月にかけて咲きます。雄蕊が5本、雌蕊が1本です。 ![]() ☆花を横から見てみました。先端が5つに分かれた萼が見えます。この萼が成長して、ホオズキの袋になります。 ![]() ☆花を後ろから見てみました。花が終わり白い花冠が落ちると、この萼が成長し始めます。 ![]() ☆ホオズキの花が終わった直後です。花冠は枯れて茶色くなっており、萼から今にも落ちそうです。 ![]() ☆花冠が落ちたホオズキの花です。雌蕊花柱が見え、先端が5つに分かれた萼が見えます。 ![]() ☆同じ花を下から見てみました。萼の中央に、ホオズキの丸い果実が見えます。 ![]() ☆雌蕊花柱も落ちてしまい、5つに分かれた萼の先端が閉じはじめています。 ![]() ☆同じ花を下から見てみました。先端が閉じはじめた萼の中央に、ホオズキの丸い果実が見えます。 ![]() ☆萼の先端が閉じはじめるとともに、萼の付け根の部分が成長し膨らんできました。 ![]() ☆萼の付け根の部分が成長し大きく膨らんでおり、5つに分かれた萼の先端は、ほとんど閉じています。 ![]() ☆萼が大きく成長して、ホオズキの袋になりました。 ![]() ☆ホオズキの袋の下に、5つに分かれた萼の先端が見えます。 ![]() ☆丸みをおびたホオズキの袋がほとんど出来上がりました。秋に熟すと、ホオズキの袋や中の果実がオレンジ色や赤色になります。 ![]() ☆ホオズキ(酸漿、鬼灯)の名は、その実の赤くふっくらした様子から頬を連想したもの(「づき」は「顔つき」「目つき」の「つき」)という説や、果実を鳴らして遊ぶ子どもたちの様子から「頬突き」の意であるという説もあるそうです。「酸漿」は、中国名です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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おはようございます。
空き地粗移植したホオズキ一本、今年花が一個だけ咲きました。 写真を見せて頂いて今庭のホオズキを見てきましたら、上から8番目の画像と同じようでした。無事大きくなると良いのですが。 いつもながら凄い観察に感心して見せて頂いてます。 (2015.06.11 07:49:18)
hiro1803さん
>おはようございます。 >空き地粗移植したホオズキ一本、今年花が一個だけ咲きました。 >写真を見せて頂いて今庭のホオズキを見てきましたら、上から8番目の画像と同じようでした。無事大きくなると良いのですが。 >いつもながら凄い観察に感心して見せて頂いてます。 ----- コメントありがとうございます。 前々から疑問に思っていたので、観察してみました。疑問が解けました。 (2015.06.11 12:24:30) |