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しろうと自然科学者の自然観察日記

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2016.08.24
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カテゴリ:昆虫
☆8月も下旬になりました。セミの鳴き声も、少し弱々しくなってきたように感じます。何といっても、夏に一番身近で多く見かけるのは、アブラゼミです。関東の大都市では生息数が減少してきているそうですが、ここ立川ではどこでも多く見かけますし、生息数が減少してきているようには思えません。
  • アブラゼミ1.JPG

☆サクラの木の幹に、2羽止まって鳴いています。アブラゼミは、サクラ・ナシ・リンゴなどのバラ科の樹木を好むので、バラ科の樹木に多く見られるそうです。サクラの木でよく見かけます。アブラゼミはミンミンゼミと違って暑さに強いのか、日に当たるところで手に取れるような近くで見かけることができます。
  • アブラゼミ2.JPG

☆アブラゼミは、北海道から九州、屋久島など日本全土に分布するセミ科アブラゼミ属の昆虫です。市街地や山地まで、幅広く生息しています。アブラゼミの体は黒褐色で、翅は不透明の褐色です。セミの多くは羽が透明ですが、アブラゼミは翅全体が不透明という珍しいセミです。
  • アブラゼミ3.JPG

☆桜の幹に長くとがった口をストローのように差しこんで、木の汁を吸うというので、横に移動して観察することにしました。
  • アブラゼミ4.JPG

☆セミと言えば、樹液を吸う長い口(口吻:こうふん)が特徴なのですが、観察できませんでした。
  • アブラゼミ5.JPG

☆地面で見かけたセミの幼虫。ミンミンゼミの幼虫は緑色が目立つそうなので、アブラゼミの幼虫でしょうか。幼虫期間は6年から7年だそうです。
  • アブラゼミ6.JPG

☆ケヤキの木に、セミの抜け殻がたくさん残っていました。これは、やはりアブラゼミの抜け殻なのでしょうか。羽化は夜に行われるそうですが、まだ観察したことはありません。
  • アブラゼミ7.JPG

☆暑さや湿度に強いアブラゼミですが、環境の変化やヒートアイランド現象などにより、生息数が減っている地域もあるようです。アブラゼミ(油蝉)の名は、鳴き声が鍋で油を熱した時のジリジリという音に似ているので名づけられたそうです。「ジジジジジ…」とも「ジリジリジリ…」とも聞こえます。





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Last updated  2016.08.24 02:23:24
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