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しろうと自然科学者の自然観察日記

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2016.10.30
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カテゴリ:樹木
☆公園のシマトネリコの木に、鈴なりの実がついています。今年の7月7日の日記に「雌株は、花が咲いた後に鈴なりの実をつけるというので、引き続き観察してみたいと思います。」と書きました。
  • シマトネリコ1.JPG

☆シマトネリコは、日本では沖縄に自生するモクセイ科トネリコ属の常緑ないし半落葉中高木です。常緑の樹木ですが、寒い地域では半落葉樹になるそうです。
  • シマトネリコ2.JPG

☆シマトネリコは、6月から7月に小さなたくさんの花を咲かせます。小さく艶のある葉が特徴です。葉は奇数羽状複葉で、小葉は5~11枚だそうです。熱帯育ちの植物なので、あまり寒さには強くありませんが、関東以南の地域では庭木などとして植えられているそうです。最近あちこちで見かけるようになりました。(2016年6月30日撮影)。
  • シマトネリコ3.JPG

☆シマトネリコは雌雄異株で、雌株の花は、白い花冠が基部でわずかに合着し、4つに分かれています。雄蕊は2本、雌蕊が1本です。雄株は花を咲かせることはないといいます。なお、本州の山地に生えるトネリコの花には、花冠がないそうです。(2016年7月6日撮影)。
  • シマトネリコ4.JPG

☆文字通り鈴なりになっているシマトネリコの実です。
  • シマトネリコ5.JPG

☆シマトネリコの果実は、翅果(しか)です。翅果とは、果皮の一部が羽のように発達しており、風により飛散する果実のことです。ニレ、ハンノキ、トネリコ、カエデなどの果実が翅果です。羽の部分を翼(よく)といい、翼果ともいいます。
  • シマトネリコ6.JPG

☆シマトネリコは、光沢のある小さな葉が涼しげな樹形を作るので、人気が出てきている樹木だそうです。シマトネリコ(島梣)の名は、島は沖縄などの南国諸島に生えるトネリコ。トネリコ(梣)は、樹皮に寄生するイボタロウムシが分泌する蝋物質を「トネリコ」と言うことに由来するそうです。この蝋を動きが悪くなった敷居の戸溝に塗ると、戸の滑りが良くなるそうです。そこで「戸塗木(とぬりき)」から「トネリキ」に転じ、「トネリコ」の名前になったそうです。





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Last updated  2016.10.30 04:59:17
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