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テーマ:楽天写真館(354894)
カテゴリ:山野草
☆北海道の足寄町にある道の駅「あしょろ銀河ホール」の駐車場脇で、ヤネタビラコの花に出合いました。6月10日から17日まで、故郷の北海道を訪ねました。そこで出合った植物を紹介しています。(2017年6月16日撮影)。
☆ヤネタビラコは、ヨーロッバ原産の帰化植物で1970年代の中頃に北海道や関東地方で見いだされたキク科フタマタタンポポ属の1年草です。 ☆最初は、同じキク科の帰化植物のブタナかと思いましたが、よく枝分かれしていること、茎の上部にも細い葉があり葉腋から花柄が出ていること、舌状花が少ないことなど、明らかな違いがあります。帰宅して調べた結果、ヤネタビラコとわかりました。 ☆この写真のヤネタビラコは、へら状長披針形の根生葉は、枯れてしまったのか見えませんでした。ヤネタビラコの下部の葉は、葉柄があり、先が尖っている鋸歯が見えます。 ☆ヤネタビラコの葉は、全縁から不規則な鋭い切れ込みがあるものなど、変異が多いそうです。下に見える葉は全縁ですが、上に見える葉は鋭く尖る突起が見えます。 ☆ヤネタビラコの茎葉は細長い披針形で、葉柄はありません。 ☆ヤネタビラコの茎葉は基部が茎を抱くというので、観察してみました。茎葉の基部は、半分ほど茎を抱いているようです。なお、葉の付け根の横に、小さな突起が見えます。 ☆ヤネタビラコは、よく分岐した茎の先に直径3センチほどの淡黄色の花をつけます。 ☆ヤネタビラコの花は、全て舌状花です。 ☆ヤネタビラコの総苞片です。総苞外片は、細く短く、内側に反っています。 ☆ヤネタビラコ(屋根田平子)の名は、学名「Crepis tectorum」の種小名「tectorum」が屋根を意味することから名づけられたそうです。タビラコ(田平子)は、舌状花だけの花の形が似ているからでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.07.01 06:00:11
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