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しろうと自然科学者の自然観察日記

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2019.06.11
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カテゴリ:山野草
☆4月15・16日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(5回目・6回目)に行きました。その内容を順次紹介しています。シロバナタチツボスミレの花です。高尾山のケーブルカー高尾山駅の近くで見かけました。(2019年4月15・16日撮影)。
  • シロバナタチツボスミレ01.jpg

☆シロバナタチツボスミレは、タチツボスミレの品種で、花弁と距が白いスミレです。
  • シロバナタチツボスミレ02.jpg

☆葉柄から両側に伸びる托葉は、櫛の歯のように深い切れ込みがあります。葉は、タチツボスミレに比べて明るい草色です。
  • シロバナタチツボスミレ03.jpg

☆花茎には小苞葉があり、萼片は披針形で披針形の付け根から付属体が花茎方向に張り出しています。萼片の色は、明るい草色です。距は、白色です。
  • シロバナタチツボスミレ04.jpg

☆5個の花弁、上弁2個と側弁2個と唇弁(下弁)1個、唇弁には透明のスジが見えます。
  • シロバナタチツボスミレ05.jpg

☆シロバナタチツボスミレは花弁と距が白色ですが、花弁が白色で距が淡紅色のものをオトメスミレといいます。オトメスミレには、まだ出合っていません。
  • シロバナタチツボスミレ06.jpg

☆スミレ類の記事作成にあたっては、次の資料を参考にしました。
(1)『増補改訂日本のスミレ』(写真・解説/いがりまさし、山と渓谷社、2004年)
(2)『スミレハンドブック』(山田隆彦著、文一総合出版、2010年)
(3)『高尾山全植物 草・木・シダ1500種』(山田隆彦著、文一総合出版、2018年)





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Last updated  2019.06.11 05:02:39
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