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テーマ:楽天写真館(354537)
カテゴリ:山野草
☆4月15・16日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(5回目・6回目)に行きました。その内容を順次紹介しています。エンレイソウの花です。(2019年4月15・16日撮影)。
☆エンレイソウは、北海道から九州の山地の林内のやや湿った場所に生えるメランチウム科(シュロソウ科)エンレイソウ属の多年草です。 ☆エンレイソウは、茎の高さは20~40センチで、茎の先端に3枚の葉が輪生し、小さな花を咲かせます。エンレイソウの仲間は、種子が芽生えてから開花するまでに10~15年かかり、その後10年以上は毎年花を咲かせます。 ☆エンレイソウの葉は葉柄がなく、菱形状広卵形で先端は短く尖り基部は広いくさび型です。エンレイソウは、葉の形や大きさ、外花被片の大きさや色など、種内の変化が多いのが特徴です。 ☆エンレイソウの花期は、3~6月です。花柄は長さ2~4センチ、花びらのように見えるのは3枚の緑色または褐紫色の外花被片(萼片)です。内花被片は普通ありませんが、まれにあるものがあるそうです。雄蕊は6本で葯は長楕円形、雌蕊柱頭は3つに分かれています。3枚の花被片は緑色から褐紫色と変異があり、これは緑色で薄い褐色の縁取りがあります。 ☆エンレイソウの花は、花被片の付け根より上に子房がある子房上位です。 ☆エンレイソウ(延齢草)の名は、中国では薬草として用いられていて、漢名を延齢草根(えんれいそうこん)という胃腸薬として用いられていたことから。 ☆エンレイソウの花言葉は、「奥ゆかしい美しさ」「落ち着いた美しさ」「叡智」「熱心」などです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.06.18 05:37:10
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