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テーマ:楽天写真館(354378)
カテゴリ:山野草
☆4月15・16日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(5回目・6回目)に行きました。その内容を順次紹介しています。チゴユリの花です。(2019年4月15・16日撮影)。
☆チゴユリは、北海道から本州・四国・九州の山野の林内に生えるイヌサフラン科チゴユリ属の多年草です。 ☆チゴユリの茎は高さ15~30センチ、枝分かれしないか、わずかに枝分かれすることもあるそうです。 ☆チゴユリの葉は、楕円形または長楕円形、葉柄はほとんどなく、先は尖っています。 ☆チゴユリの葉の縁に「半円形の突起がある」と書いている植物図鑑がありましたが、葉の縁が波打っていることを指しているのでしょうか。 ☆チゴユリの花期は、4~5月です。チゴユリは、茎先に1~2個の花を斜め下向きにつけます。 ☆花のつくりを見るため、花を下から撮影してみました。付け根が黄緑色の6枚の白い花被片(外花被片3枚と内花被片3枚)、6本の雄蕊、雄蕊より長く突き出している1本の雌蕊が見えます。 ☆6本の雄蕊のうち、外側の3本が先に熟して花粉を出しているようです。雌蕊花柱の先端は3つに分かれており、裂片が反り返っています。 ☆チゴユリ(稚児百合)の名は、花が小さく可愛らしくチゴ(稚児)のようなユリ(百合)の花を咲かせることに由来します。名前の通り、直径1センチメートル位の小さな花を下向きに咲かせています。 ☆チゴユリの花言葉は、「私の小さな手をいつもにぎって」「恥ずかしがりや」です。「私の小さな手をいつもにぎって」は、稚児のように小さくかわいらしい花の姿から連想されたのでしょうか。「恥ずかしがりや」は、うつむき加減に咲く白い花の姿から連想されたのでしょうか。どちらも、チゴユリにふさわしい花言葉だと共感しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.06.24 05:01:19
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