テーマ:ニュース(100072)
カテゴリ:時事ネタ・主張
阪神大震災が近くなると、必ず、地震がらみのニュースが放送されるが、
最近見たテレビで、耐震性を考えて、木造校舎を取り壊し、コンクリートにしているというニュースがあった。 ちょっと待って!! 耐震性というだけで、木造校舎が味気ないコンクリートになるのは、もったいない!! それに、コンクリートが木造より強いのなら、なぜ奈良や京都の寺院は何百年も残っているのか? かつての木造校舎は、近代化とともに昭和40年代あたりから、急速に鉄筋校舎に建て替えられていきました。 ところが、最近、校舎を新築するときに木造校舎にする学校が再び増えてきているそうです。 その理由のひとつには、木という素材の持つ優しさやぬくもりが見直されてきたということがあるようです。 愛知教育大学家政学教室研究が行った「木製の机や椅子が導入された授業中の子どもの様子」という調査によると、それ以前に比べて物事に熱心になり、あくびが減ったり、だるそうでなくなったりすることが明らかになっています。 確かに、光沢あるあめ色の木の床に机を並べ、ほのかにヒノキの香り漂う中で過ごしたりできれば、ストレスも減り、勉強にも身が入りそうな気がしますよねー。 木造校舎に限りませんが、木の家のメリットは以下のようなものがあります。 1. 健康:安全、安心 「木工の家病気知らず」という言葉があるほど、木は健康に良い影響を与えます。 2. 快適:気持ちがいい/断熱/通気/調湿 木の香りが心地よいことは誰もが認めています。断熱性、通気性と調湿性を兼ね備えており、夏涼しく冬暖かい家になります。 3. 安全:丈夫で長持ち あまり知られていませんが、木は鉄やコンクリートよりも強い素材です。 耐久性も抜群で、法隆寺をはじめ日本の伝統建築は千年以上の寿命を保っています。 4. 利便性:手入れの手間が苦でない たとえば、スギは「曲がる」「反る」と言われることがありますが、乾燥させた無垢の木は反りも少なく若干手がかかる程度。 5.デザイン:見た目も美しい自然な色 (※参考 一般社団法人天然住宅(外部リンク)発刊「ココロもカラダもよろこぶおウチ」) 木造校舎が消えるのと、荒れる子どもたちは、同じ時期だったような気がしてならない。 震災に強い木造校舎は出来ないことではないと思う。 ・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★2011年1月17日*父の麦わら帽子:恋は遠い日の花火ではない・・・。/ヤレボー* ・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.18 14:56:15
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