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カテゴリ:海外旅行
■2018.4.27(金)
クロアチアの街からクロアチアの違う街に行くには、ボスニア・ヘルツェゴビナを通らなければならないということを 今回の旅行で初めて知った。 スプリットから南に行くとボスニア・ヘルツェゴビナの国境がある。 クロアチアは、細長くアドリア海に面した国だが、その一部にボスニアヘルツェゴビナが入り込んでいるのだ。 旧ユーゴスラビアからボスニア・ヘルツェゴビナが1992年に独立を宣言したことを契機に、ボスニア人、クロアチア人と独立に反対するセルビア人の内戦に突入。 やがてボスニア人とクロアチア人の間でも対立が深まり、三つどもえの紛争となった。 3民族はスラブ系だが、セルビア人はセルビア正教、ボスニア人はイスラム教、クロアチア人はカトリックを主に信仰している。 95年に和平合意に調印。 紛争で20万人以上が殺害され、約250万人が難民・避難民となった。 ■1990年代に起きたユーゴスラビアの内戦■は、 バブル真っ最中の私たち日本人には遠い国のできごととして、ピンとこない戦争でした。 しかしヨーロッパでは、第二次世界大戦以来ヨーロッパで起きたもっとも深刻な戦争で、避難民が自国に続々とやってくるという身近なできごとでした。 そのため各国で多くの映画が作られました。 私は当時、その惨状を映画で知ったほどです(新聞では知っていましたが、実感のないものでした)。 スプリットから南に行く途中、 ほんの短い距離だけ、ボスニア・ヘルツェゴビナを通過する。 バスは、国境の青い建物、検問所(ボスニア・ヘルツェゴビナのイミグレーション)に近づい行く。 検査官がバスの中に乗り込んできて、パスポートを集めた。 ボスニア・ヘルツェゴビナへ入国。 ネウム(NEUM)と言う町のスーパーでトイレ休憩。 このスーパーでお土産に塩を買った。(また買うんかい!) 通貨はマルカ。 この後、マルカを使う予定はないので、カード払いとす。 このスーパーでは、いかにも中欧、東欧といったカップが・・・。 鍋もポップ♪ 上はカフェになっていて、休憩がでる。 ▲この車は、スロベニアかな? ▲これはクロアチアだ。 ▲ドイツの車だと思う。 スーパーの駐車場には、いろんな国も車が・・・。 大陸やな・・・。 スーパーマーケットを後に、ちょっと行くと、今度は、ボスニアヘルツェゴビナを出国し、再びクロアチアに入る。 ■プリトヴィッツェ湖群国立公園■へ滝を見に行く途中にバスの中から ■野外戦争博物館■を見た。 廻りの家もことごとく銃弾のあとが残っていてまさに「戦争の傷跡」という感じだった。 ■ブリトビチェ湖群国立公園■ 1991年3月にはクロアチア紛争の最初の武力衝突であったプリトヴィツェ湖群事件(Plitvice Lakes incident)の舞台となった。 公園はクロアチア内で独立を宣言していたクライナ・セルビア人共和国(Republic of Serbian Krajina)の軍隊が占領し、ホテルや周辺施設をバラックとして使用した。 この過程で一帯はいくらかの損害を蒙った。 1995年8月になって、クロアチア紛争を終結に導いた嵐作戦(Operation Storm)の際にクロアチア軍が一帯を奪還した。 この戦争に伴って、ユネスコはプリトヴィツェ湖群国立公園を危機遺産リストに登録した。 クロアチア政府はこの国立公園の観光地収入の大きさに鑑みて、一帯の地雷撤去を最優先課題のひとつとして取り組んだ。ユネスコは1997年12月に地雷の撤去が進んでいることと、セルビア人分離独立派の占領からも解放されていることから危機遺産リストからの除去を決定した。 今日のプリトヴィツェ湖群国立公園は、クロアチアでも最大級の観光地となっている。 1997年には国立公園の範囲が100.2km2拡大され、それを受けて世界遺産の登録範囲も2000年に拡大された。 18.4.27(金)■ホテル■LIBuRNA(リブルナ)【クロアチア】 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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