テーマ:映画館で観た映画(8523)
カテゴリ:映画
ずっと大好き。それだけで人生はミラクル。 お魚が大好きな小学生のミー坊は、寝ても覚めてもお魚のことばかり考えている。 父親はほかの子どもと少し違うミー坊のことを心配するも、対照的に母親は彼を温かく見守り、背中を押し続けた。 大きくなり、やがて一人暮らしを始めたミー坊は、思いもよらない出会いや再会を通してミー坊だけが進むことができる道にまっすぐ進んでいく。 お魚が大好きな小学生がタレントとしても活躍する魚類学者のさかなクンになるまでの物語。 さかなクンの自叙伝「さかなクンの一魚一会 〜まいにち夢中な人生!〜」を基に、『横道世之介』の沖田修一がフィクションを織り交ぜながら実写映画化した。 天真爛漫なミー坊を演じたのは『この世界の片隅に』ののん。 『映画 太陽の子』の柳楽優弥、『海街diary』の夏帆のほか、磯村勇斗、岡山天音、井川遥らが共演する。 寝ても覚めても「魚、魚、魚・・・」。 さかなクンは、魚オタクだ。 そんなさかなクンに対して、彼の母親は深い愛情で包んでいる。 学校の友人たちも、少し変わっていると思ってもいじめたりしない。 変人叩きをする人がいないのが嬉しい。 ■今年から大学生になった孫■も小さい頃、大の電車オタクだった。 幼稚園や小学校で苦労しないか、いじめられないか・・・と私は小さな孫を見ながら思っていた。 さかなクンをのんがやると知って「?」と思った。 さかなクンの女性版をつくるのか? そう思っていたら、映画の冒頭、「男か女かは、どっちでもいい」とあった。 そうか、さかなクンは男性でも女性でもなくさかなクンなのだ。 男だからとか女だからというくくりは関係ない。 魚オタクであったもいい。 不良でもいい。 いいというか、一面だけを見て、その人を叩くことをしない。 そんなメッセージが込められている映画だった。 最期には、さかなクンの役がのんでよかった、いや、のん以外に考えられない。 先生役の鈴木拓さんは中高の同級生だそうで、鈴木からは時折「ミー坊」と呼ばれている。 監督の目の前でさかなクンが電話して、同窓会のお誘いみたいなノリで出演が決まったそうです。 水槽と間違えて吹奏楽部に入部した話や、TVチャンピオン準優勝から、特訓して優勝を勝ち取った話も見たかった。 「キリン氷結」のCMでスカパラに混じって演奏するさかなクンかっこいい! これって水槽と間違えて吹奏楽部に入部したからだったのだ!! ■さかなクン、黒いスーツでスカパラに加入 『キリン氷結』 新CM■(☟はYouTubeのコメント) ★さかなクンってメンタル強いよね、人と違うと変わり者とか変人扱いされたり偏見とかあって辛い思いもしたと思う。 それに屈しず自分の才能を伸ばすのはかなりの努力と精神力がいると思う。 さかなクンはすごい。 ★音楽・・・プロレベル 美術・・・現役イラストレーター 文系・・・小説が教科書に載る 理系・・・名誉博士号取得 改めて見ると天才中の天才だなまじで... ★頭に乗ってるフグもかっこよくなっててじわるわこれ ★中学校3年生の時に学校で飼育していたカブトガニ19個体の人工孵化に成功した。 というシーンが映画にある。 カブトガニの人工孵化は非常に珍しく、新聞にも取り上げられた。 「水槽が狭くてかわいそうだなあ」という理由で決まった時間に外に出していたら、カブトガニがそれを潮の満ち引きと誤認したのが原因だという。 ■映画『さかなのこ』がまさかの傑作映画だったので全力解説【ネタバレ無し】■ ■【大傑作】さかなで感涙⁉︎まさかの『さかなのこ』が大傑作だった!■ テレビに出ないかと誘ってくれる人がいたり、イラストを描いてと依頼する人がいたりとさかなクンは、その時、その時でいい人に恵まれている。 才能と人柄がいいからだろう。そして、 「一魚(いちぎょ)一会」を大切にした結果今がある! にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.01.02 16:34:14
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