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テーマ:イタリアワイン大好き!(738)
カテゴリ:イタリアワイン
本日は本ブログでおなじみ、ニシノ酒店主催の「ザーモとモンテヴェルティーネ古酒の会@マーブル・トレ」に参加してきました。
1)年度違い(セパージュも?エチケッタも)飲み比べ シャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン、フリウラーノの混醸。 右:Tre Vigne 1995 Le Vigne Zamo 左:Tre Vigne 1996 Le Vigne Zamo 95は酸が低く、オレンジのような果実味が強くでていました。対して96は酸がしっかり残っているし、複雑味は上。個人的にはわかりやすい95がいいかな。 2)畑名入りの白、年度違い(セパージュも?エチケッタも)飲み比べ シャルドネとフリウラーノ。年度によるがピノ・ビアンコも入るらしい。 右:Bianco Ronco delle Acacie 1996 Le Vigne di Zamo 左:Bianco Ronco delle Acacie 1997 Le Vigne di Zamo 先のトレ・ヴィーニェより強い抽出(写真ではわかりにくいケド)を感じます。味わいも深く、流石の畑名ワイン。白の熟成したワインをあまり飲みなれていないけど、想像していたよりもずっと果実味が残っている。 3)モンテヴェルティーネのベースライン垂直 おそらくどちらもサンジョベーゼ主体でカナイオーロを少量ブレンド。実質的にはキアンティ・クラシコを名乗ることも可能? 右:Montevertine 2004 Montevertine 左:Montevertine 1985 Montevertine 1985は写真でもわかる様にかなり土っぽい熟成の香りが出ていた。本日一番の古酒感でとてもいい感じ。このベールラインの古酒はあんまり見かけないのでよい機会になりました。あと、横に並べてみると「エレガント系」であるはずのモンテヴェルティーネ2004がいやに強く感じるのが面白い。実はこちら系も結構好みだったりして。(笑) 4)モンテヴェルティーネのクリュワイン水平 イル・ソダッチオの古酒はこの時以来の二回目。サンジョベーゼ主体でカナイオーロの混醸。イル・ソダッチオ畑。 レ・ペルゴーレ・トルテはモンテヴェルティーネのフラッグシップワインで、サンジョベーゼ100%。 毎年違う女性のエチケッタで有名なワインだけれど、このように「絵なし」も存在します。西野さんに言わせるとこのヴィンテージで「絵なし」は1万円程、安いとのこと。私は、中身が一緒なのでこっちでいいです。(笑) 右:Il Sodaccio 1985 左:Le Pergole Torte 1985 イル・ソダッチオはソリッド感を持ちながら、タンニンが分解されて旨みに転化したことで熟成を表現しているように思えた。 対して、ペルゴーレ・トルテはワインの華やかな要素をすべて残した上で、熟成を加味した素晴らしい状態。1985でこれ、ですか。どこまで熟成するかわからないバケモノです。今まで飲んだサンジョベーゼにおいて1・2を争う素晴らしいワイン。今回はもう、「萌え」を通り超えて「蕩れ」でした。(by 化物語) 素晴らしいワインと料理、そして楽しすぎる(笑)会話。大満足のワイン会となりました。関係者の皆様、そして同じ卓を囲んだ皆様、どうもありがとうございました。 ※素晴らしい料理の数々はコチラにアップ予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.13 01:37:22
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